2017年6月28日 更新

良く間違うヘアケアと髪に悪い影響を及ぼす理由!

抜け毛や薄毛が気になり始めると洗髪に力を入れたり、育毛剤を使用したり、など、それまで以上にヘアケアに気を遣うようになる方も多いことでしょう。しかし、よかれと思ってやっているヘアケアが実は間違っているとしたら、髪や頭皮に悪い影響を及ぼしているだけかもしれません。よくやってしまいがちなヘアケアも間違いやその影響について考えてみました。

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目次

■過度な頭皮への刺激

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薄毛や抜け毛を予防するためには、頭皮の血行をよくしなければと、頭皮へのマッサージを試みることがあります。指の腹で優しく行う適度なマッサージは効果があるといえますが、強い刺激を与えて過ぎては逆効果となってしまいます。毛根を活性化して抜け毛を防ぎたいからとブラシや専用グッズを使って頭皮をトントン叩いて刺激を与える方も多いようです。頭皮のすぐ下には、皮脂の穴や腺、汗腺や毛細血管などがびっしりと詰まった皮下組織があります。皮下組織はデリケートな部分でもあるため、刺激を与え過ぎると細胞が壊死してしまいさらなる抜け毛を促してしまうことにもなりかねません。
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洗髪する際に、毛穴に詰まった汚れや皮脂を掻き出すことをも目的として、プラスチック製のイボ状の突起があるグッズでゴシゴシと掻きだすように洗っている人も少なくありません。普段、頭皮を守るために分泌されている必要な皮脂がはぎ取られるばかりか、頭皮を傷つけて炎症を引き起こし、頭皮トラブルから脱毛を発症すること可能性もあります。頭皮の血行をよくするのには指の腹を使った優しいマッサージで十分なので、過度な刺激を与え過ぎないように注意することが大切です。

■髪の毛のことだけを考えたケア

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髪の毛によいと言われているワカメやひじきなどの海藻類を積極的に摂取することは悪いことではありませんが、最も大切なことは食のバランスです。規則正しい食生活で体に必要な栄養素をしっかりと摂取すること、刺激物を摂り過ぎないこと、夜中に食べたりしないことなど、食生活全般の見直しが必要となります。それと同時に、十分な睡眠や適度な運動なども必要です。これらは、生活習慣病のリスクを抑えることにもつながりますが、なぜそのような生活が髪の毛にとってもいいかというと、健康な血液の循環が促されるからです。

髪の毛、そして毛根細胞のある頭皮に十分な栄養分や酸素を運んでいるのは血液です。動脈硬化が脳梗塞や心筋梗塞のリスクを高めることは知られていますが、毛細血管を詰まらせてしまうということは、髪の毛にも健康な血液が流れず、髪の毛の成長に必要な栄養分などが運ばれないということにもつながるのです。体の内面から健康になることを意識せずに末端であるヘアケアだけに特化したことをやっていても効果が得られないということをしっかりと認識しておく必要があるでしょう。

■間違ったシャンプー

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よかれと思ってやっているヘアケアで間違いが最も多いのがシャンプーの仕方です。皮脂が毛穴を詰まらせることによって発毛が阻害されるからといって、洗髪を何回も繰り返すのはよくありません。確かに、洗髪することによって頭皮や髪の毛を健やかに維持することは大切ですが、洗い過ぎはかえって逆効果となります。しっかりと汚れを落としたいからといって、炭素量が多い高級アルコール系シャンプーを使用している方も多いようですが、洗浄力が強すぎて、頭皮を守る役目を果たしている皮脂まで洗い流したり、頭皮に過度な刺激を与えたりすることで頭皮環境を悪化させることにもなります。

夜と朝の2回、毎日シャンプーするという方もいますが、洗い過ぎは禁物です。また、1度洗いの場合にも、髪の成長が促される夜間に毛穴の詰まりがないようにするためには、朝よりも夜、寝る前のシャンプーが効果的であると言えるでしょう。アミノ酸系シャンプーのように、植物性由来のもので刺激や洗浄力が弱いものを使って、すすぎをたっぷりして洗うことが大切です。

■薄毛や抜け毛の原因の理解不足

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正しいヘアケアを行うためには、薄毛や抜け毛の原因をしっかりと理解しておく必要があります。薄毛や抜け毛の原因には、タバコ・食生活や生活習慣の乱れ、誤ったヘアケアのほか、ストレスも関係しています。過度なストレスによる円形脱毛症は、年齢や性別を問わず現れる症状で、病院で治療することによって比較的早く治すことができます。問題なのは、その原因が男性型脱毛症「AGA」である場合です。過剰に分泌される男性ホルモンが変化することによって脱毛が引き起こされるもので、単なる抜け毛や薄毛ではなく病気として区別されるものです。

男性ホルモンの分泌を抑制する投薬治療を行わなければ状況は改善できず、育毛シャンプーや育毛剤を使って自分でケアしても問題は解決されるものではありません。放置すると徐々に進行してしまうのもこの病気の特徴であるため、早期に専門の医療機関を受診することをおすすめします。

よかれと思ってやっているヘアケアには間違ったものが多く、ヘアケアすることによって頭皮や髪の毛に悪い影響を及ぼしていることがよくあります。薄毛や抜け毛の原因をしっかりと理解して、男性型脱毛症「AGA」が原因であれば、早期に専門の医療機関を受診し、治療を始めるのが得策と言えるでしょう。
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この記事のキュレーター

武 紀夫 武 紀夫