2018年10月24日 更新

【解説】髪の毛が抜ける病気7種類と対策!男性・女性だけに出たり急に抜ける症状もあり

髪の毛が抜ける病気の種類と原因、対策について7種類紹介します。髪の毛が抜ける病気にはさまざまな原因が考えられます。髪の毛が急に抜ける場合、薄毛だけでなく他の病気にかかっていることもあり得るので注意が必要です。また、髪の毛が抜ける病気の中には、男性だけ、女性だけに出るものがあります。

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目次

髪の毛が急に抜ける病気には、いくつか考えられる原因があります。男性でも女性でも、髪の毛が急に抜けると驚いてしまいますよね。薄毛の進行だけでなく、他の病気にかかっている可能性もあるので注意が必要です。
今回は、髪の毛が急に抜ける病気についてまとめて解説します。

髪の毛が急に抜けたら注意!セルフチェックで確認しよう

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髪の毛は定期的に生え変わっていて、1日50本から100本は抜け落ちると言われています。
しかし、髪の毛が1日100本以上抜けていく場合はなんらかの病気にかかっているかもしれません。
まずは、セルフチェックで髪の毛の健康状態を確認してみましょう。

髪の健康状態のセルフチェック項目

・1日100本以上抜け毛がある?
・抜け毛の毛根の形が左右非対称、または細くなっている?
・抜け毛の太さが普通の髪の毛より細くなっている?
・頭皮の赤みやかさぶた、フケが気になっている?

ひとつでも当てはまる項目がある場合、髪の毛が抜ける病気に気を付けたいところ。
もし、気になることがある場合は今回の情報を参考にして、心配なことはお早めに医師に相談することをおすすめします。

髪の毛が抜ける病気①:AGAなどの男性型脱毛症

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髪の毛が抜ける病気のうち、男性に多く見られるのが、AGAをはじめとする「男性型脱毛症」です。

男性型脱毛症(AGA)の原因

男性型脱毛症は、30代から50代の男性に多く、頭髪の生えぎわや、つむじのあたりの抜毛と薄毛が進行していく病気です。

男性型脱毛症になる原因には、男性ホルモンのバランスや遺伝による影響、食生活や睡眠などの生活習慣の乱れ、ストレスといった影響が考えられます。

また、男性型脱毛症の中には「壮年性脱毛症」と呼ばれるものもあり、AGAの一種とされています。
壮年性脱毛症は、早い場合には20代から発症することもある、男性の脱毛症です。

男性型脱毛症(AGA)の対策

男性型脱毛症で髪が抜ける場合、生活習慣を整えた上で、発毛のための治療をすることで進行を抑えることができます。

薄毛専門のクリニックや一般病院で、発毛に有効な薬を処方してもらったり、発毛効果のある成分を頭皮に直接注入したりする治療が可能です。

男性型の脱毛症には早めの対策が大切ですので、気になる方は病院やクリニックで受けられる無料カウンセリングを活用するのが良いでしょう。

髪の毛が抜ける病気②:FAGAなどの女性型脱毛症

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髪の毛が抜ける病気の内、女性型の脱毛症はFAGAと呼ばれ、男性型の脱毛症に似た症状が女性にも起こります。
FAGAは別名「びまん性脱毛症」とも呼ばれ、男性型の脱毛症とは区別されます。

女性型脱毛症(FAGA)の特徴

男性型の脱毛症(AGA)とのおもな違いは、AGAはえぎわやつむじから脱毛が起こるのに対して、女性型の脱毛症(FAGA)は髪の毛全体がまんべんなく脱毛し、薄くなることです。

男性型脱毛症のように、髪の毛が完全になくなる部分はほとんどないのも特徴です。

女性型脱毛症(FAGA)の対策

女性型脱毛症には、男性型脱毛症とは異なる薬剤が処方されます。
「パントガール」などの発毛に有効な薬を服用する方法や、頭皮に発毛成分を注入する治療が可能です。
ただし、妊娠中の女性には副作用がある成分もあるため、産前や授乳中の女性は注意が必要です。

髪の毛が抜ける病気③:円形脱毛症

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髪の毛が抜ける病気のうち、丸い形に髪の毛が抜けてしまう症状を「円形脱毛症」といいます。

円形脱毛症の原因

円形脱毛症は、男女問わず発症する可能性のある病気です。
おもな原因には、強いストレスがあります。

円形脱毛症は、指の先くらいの小さな面積から、10円玉くらいの大きさの脱毛部分ができることが特徴です。

また、症状が進行した場合には脱毛部分が複数に増えたり、10円玉の大きさよりもさらに広い範囲で髪の毛が抜けたりします。

円形脱毛症の対策

円形脱毛症はストレスによって引き起こされることが多いため、ストレスの原因から離れることが大切です。

生活環境や職場環境の変化などに心身が追いついていないときに円形脱毛症になりやすいため、治療のためには安心して日常生活が送れる状態が必要になります。

仕事が忙しいなど、いろいろな事情がありますが、できる限りストレスを減らしたり、運動や睡眠でストレスを解消したりすることが大切です。
症状が続く場合は、早めに医師の診察を受けるようにしましょう。

髪の毛が抜ける病気④:膠原病(こうげんびょう)

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髪の毛が抜ける病気として考えられるものの1つに、「膠原病(こうげんびょう)」という病気があります。
聞きなれない病名かもしれませんが、20代から40代の女性に多く発症する病気で、治療が難しい「難病」に指定されているものです。

膠原病の症状

膠原病の主な症状は、発熱や関節の痛みです。
また、血液細胞が正常でなくなることで、髪の毛に栄養がいきわたらずに抜け毛が増えてしまう症状もみられます。

膠原病の対策

膠原病は難病指定されている病気なので、専門医による治療を受けることが大切です。
膠原病の治療が可能な病院には、膠原病の専門医が在籍しているので、急に髪の毛が抜けると同時に発熱や関節の痛みがある場合には受診するようにしてください。

髪の毛が抜ける病気⑤:甲状腺機能低下症

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髪の毛が抜ける病気には、「甲状腺機能低下症(こうじょうせんきのうていかしょう)」というものがあります。

甲状腺機能低下症の症状

甲状腺機能低下症は40歳以上の女性に発症しやすい病気で、体の中にある「甲状腺(こうじょうせん)」の機能が低下し、全身の代謝が悪くなります。

甲状腺の機能が低下すると、ホルモンバランスが乱れ、髪の毛の生え変わるサイクルも乱れることから、抜け毛の原因になることが多いです。

甲状腺機能低下症の対策

甲状腺機能低下症も、膠原病とおなじく、素人の判断では区別がつけられない病気です。
髪の毛が抜けて気になる方で、40歳以上の女性の方は医師による診断を受けることをおすすめします。

髪の毛が抜ける病気⑥:脂漏性皮膚炎

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髪の毛が抜けるだけでなく、頭皮のかゆみやかさぶた、フケといった症状もある場合に考えられる病気があります。
「脂漏性皮膚炎(しろうせいひふえん)」が、髪の毛が抜ける皮膚病として知られる病気です。

脂漏性皮膚炎の原因

頭皮の環境が悪化することで、髪の毛が抜ける原因となる病気です。

脂漏性皮膚炎は、文字通り脂(あぶら)が漏れたように、頭皮の毛穴に脂分が詰まってしまい、フケや湿疹などの症状が出ます。

脂漏性皮膚炎の対策

脂漏性皮膚炎は、頭皮の炎症を抑え、清潔に保つための治療が必要になります。
脂漏性皮膚炎の対策としては、食生活や生活習慣に気を付けたうえで、皮膚科での治療をうけるのがおすすめです。

髪の毛が抜ける病気⑦:女性に多い鉄欠乏性貧血

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女性に多く見られる髪の毛が抜ける病気に、「鉄欠乏性貧血(てつけつぼうせいひんけつ)」があります。

鉄欠乏性貧血の原因

鉄欠乏性貧血は、鉄分が足りなくなることで引き起こされる貧血症状です。
鉄分が不足すると、血液中の酸素を運ぶための機能が低下し、髪の毛に栄養が届かなくなることが抜け毛や薄毛の原因となります。

冷え性やイライラ、倦怠感といった症状を引き起こします。

鉄欠乏性貧血の対策

鉄分を多く含む食事が大切です。
レバーやプルーンなどには、鉄分の生成を助ける成分が豊富に含まれています。
また、緑黄色野菜などでミネラルを取ることで、鉄分の吸収をサポートする食事をこころがけましょう。
鉄欠乏性貧血の症状が気になる場合には、医師に相談されることをおすすめします。

まとめ

髪の毛が急に抜ける病気についてまとめました。
髪の毛が抜ける場合、病気ではない加齢によるものから、他の病気による影響で抜け毛が増えてしまうものまでさまざまな原因が考えられます。

髪の毛が抜ける量が増えて不安な方は、早めに医師に相談してくださいね。
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この記事のキュレーター

堀内忍 堀内忍