2018年11月15日 更新

【解説】植毛のデメリットとは?自毛植毛・人工植毛別に紹介

薄毛の治療法として行われている植毛には、メリットだけでなくデメリットがあります。植毛には「自毛植毛」と「人工植毛」の2種類がありますが、どちらにもデメリットがあるのです。術後の痛みや違和感、施術の回数や費用面など、植毛のデメリットをお伝えします。

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目次

薄毛の治療方法の1つとして知られる植毛ですが、やはり気になるのはデメリットではないでしょうか?薬を飲んだり塗ったりする発毛とは異なり、植毛は移植すれば短期間で毛が生えてくるのが魅力のです。しかし、術後の痛みや違和感、料金面など、注意したいデメリットも少なくありません。
今回は、植毛のデメリットを紹介します。これから植毛を検討している方は参考にしてみてください。

植毛には人工植毛と自毛植毛の2種類がある

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まず、植毛には2種類あることを知っていますか?
1つは「人工植毛」、そしてもう1つは「自毛植毛」です。
それぞれ、デメリットが異なります。

人工植毛

人工植毛は、人工の毛を頭皮に植える施術方法です。
使われる毛は、ポリエチレンと呼ばれる化学物質で作られた人工毛の場合と、他人から採取した天然の頭髪の場合があります。

人工植毛の場合、薄毛が進行した部分から髪の毛が生えてくるわけではありません。
毛が薄くなった部分に、髪の毛をくっつけるような形になるので、定期的なメンテナンスが必要になります。

自毛植毛

一方、自毛植毛は自分自身の頭皮から、薄毛が進行していない部分の組織を切り取って移植するタイプの薄毛治療です。
そのため、移植が完了して定着したあとは、薄毛が進行する以前と同じようにして頭髪が生えてくるのが特徴です。

自毛植毛の「費用」はどれくらい?M字など症状により異なる!薄毛治療の中では高額! - AGA大学

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自毛植毛にかかる費用の相場を一挙に紹介します。自毛植毛の費用は、薄毛の症状や移植する本数によって異なります。また、自毛植毛には大きく2つの手術方法があり、どちらの手術を行うかによっても費用は異なります。その他、自毛植毛の種類と支払い方法についても触れます。

人工植毛は危険性が高いため注意が必要

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2種類ある植毛方法のうち、人工植毛についてはデメリットが大きいので注意が必要です。

人工植毛は、人工的に作られた毛髪や他人の髪の毛を植毛するため、頭皮との相性が悪い場合には拒否反応を起こすことがあります。

人工植毛の主なデメリット

・術後に頭皮の痛みや違和感が残る
・皮膚科学会ガイドラインでも推奨されていない
・人工毛への拒否反応で頭皮に炎症が起こることがある
・定期的なメンテナンスが必要

人工植毛は、もともと自分の身体の一部ではない異物を頭皮に植え込むことになるため、違和感や痛みが完全になくなることはありません。

また、人工毛と頭皮の相性が悪い場合には拒否反応が起こり、炎症や痒(かゆ)みの原因となります。

さらに、細胞から毛髪が生えているわけではないため、植毛した人工毛をキープするために定期的なメンテナンス費用がかかることもデメリットです。

人工植毛はデメリットの大きさから、皮膚科学会のガイドラインでも推奨されていない方法です。
植毛を検討される方はできる限り、人工植毛ではなく自毛植毛の方を受ける方が良いでしょう。

自毛植毛のデメリット①:頭皮が痛むことがある

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次に、自毛植毛のデメリットについて順番に解説します。
1つ目のデメリットは、頭皮が痛む可能性があることです。

自毛植毛は、薄毛が進行していない後頭部の頭皮を一部切り取って移植する方法です。
そのため、頭皮を切り取った部分には痛みが生じます。

手術方法によっては傷跡を最小限に抑えられるので、術後数日で完全に痛みがなくなりますが、メスで広範囲を切り取る方法では頭皮の違和感やツッパリ感が残ることもあるようです。

時間が経てば頭皮が再生して違和感が少なくなりますが、術後すぐは痛みがあるのがデメリットです。

また、術後に頭皮や、額やまぶたなど頭皮に近い部分にむくみや腫れが起こることもあります。
手術時の麻酔が原因となって起きるむくみや腫れは、手術から時間が経てば落ち着いてきますが、しばらくの間は見た目が気になってしまうかもしれません。

自毛植毛のデメリット②:後頭部に傷ができる

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自毛植毛の2つ目のデメリットとして、後頭部に傷あとが残ってしまう可能性があげられます。
特に、メスで切り取るタイプの手術方法を選んだ場合には、切開する範囲が大きいので傷も目立ちやすいです。

後頭部の髪の毛が生えそろってくれば、後頭部に傷が残っていても隠れて見えなくなってしまうので問題ありません。

ただし、短い髪形や坊主などのヘアスタイルの場合、髪の毛の間から自毛植毛による手術のあとが見えてしまう可能性があります。
自毛植毛を行った後、短髪の髪形にしたい人はできる限り、メスを使わずに器具で切り取る方式で手術を受けた方が良いでしょう。

自毛植毛のデメリット③:術後の安静が必須

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自毛植毛の3つ目のデメリットは、植毛手術を行った後に安静にすることが必要なことです。

自毛植毛は外科手術ですので、メスを使うかどうかに関わらず後頭部の頭皮にある程度傷がつきます。
頭皮がダメージを受けた状態になるので、回復するまでは安静にしている必要があります。

術後の過ごし方は、手術を受けるときに詳しい説明がありますが、目安として術後3日ほどは安静にしている必要があります。

また、手術を終えてから1週間くらいは、眠るときの姿勢にも制限があります。
後頭部の皮膚は組織が削り取られてダメージを受けた状態なので、後頭部を下にして枕につけることは禁止です。

横向きやうつ伏せなど、後頭部が枕につかない姿勢で眠る必要があるため、普段あおむけ以外の寝方に慣れていない方にとっては、ストレスになることもあります。

自毛植毛のデメリット④:髪の長さが戻るまでに時間が必要

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自毛植毛の4つ目のデメリットは、髪の毛の長さが元に戻るまで時間がかかるということです。

自毛植毛を受けたあと、最初の1ヶ月で移植した部分の毛が抜けていく期間があります。
これは植毛手術に失敗したというわけではなく、髪の毛が生え変わるサイクルの都合上やむを得ず抜けてしまう正しい反応です。

移植した部分の髪の毛が抜けた後、3~4ヶ月の期間が経つと、正常なサイクルで毛が生えてくるようになります。
その後は薄毛が進行していない健康な髪の毛と同様のペースで生えていきます。

自毛植毛によって、薄くなってしまった毛が完全に元の状態に生えそろうまで、約1年はかかります。
一度、髪の毛が定着してしまえば薄毛が気にならなかった頃と同様の生活が送れますが、それまでの期間中は、髪の毛が短い状態に耐える必要があります。

自毛植毛のデメリット⑤:薬での治療よりも高額

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自毛植毛のデメリットの5つ目は、治療にかかる費用です。

薬を服用したり頭皮に注入したりする薄毛治療と比較して、自毛植毛にかかる治療は高額です。

これは、薬による治療で効果が実感できるまでには一定期間継続して治療する必要があるのに対して、自毛植毛は1回の施術が完了すれば、あとは毛が生えそろうのを待つだけで効果が実感できるためです。

薄毛の進行状態や、植毛手術の方法、また施術を行うクリニックによっても、自毛植毛の料金は異なります。
移植する面積が比較的小さいM字型の薄毛でも、10万円以上の治療費が必要になる点がデメリットと言えるでしょう。

また、薄毛治療を希望する部分の面積が広くなると、その分移植する組織の数も増え、金額が上がっていく点にも注意が必要です。

植毛に関する疑問点はクリニックへ相談する

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自毛植毛のデメリットの大半は、技術力の高いクリニックで適切な治療を受けることでケアできます。

また、自毛植毛にかかる費用も、希望する結果にあわせた最適なプランや支払い方法を選べば、最小限の出費での治療が可能です。

自毛植毛の施術を行っているクリニックの多くは、植毛を希望する人を対象にした無料カウンセリングを実施しています。
薄毛が気になっている人は、まずはクリニックで相談の上、自毛植毛について検討してみてください。

まとめ

人工植毛と自毛植毛のデメリットについて紹介しました。

植毛は、デメリットを正しく把握した上で施術を受けることが大切です。

また、技術力の高いクリニックでは自毛植毛のデメリットを最小限に抑えられる治療を行っています。
評判の良いクリニックを選び、植毛手術を受けてください。
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この記事のキュレーター

堀内忍 堀内忍