2017年5月31日 更新

2020年まで待てない!≪毛髪再生医療≫で皆フサフサ?

今年度に入り、医療業界が慌ただしく動いていることが新聞やニュース等で読み取れます。毛髪再生医療に活かせる発表に期待が高まっています♪今回はもうすぐ実現するであろう毛髪再生医療を2つご紹介します。待ちきれませんね!

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目次

注目されている≪毛髪再生医療≫

国内の機関や大学や企業がタッグを組み、
毛髪の再生治療の実用化に向けた研究が進んでいます。

資生堂

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大手化粧品メーカーの資生堂は
2013年にカナダのバイオベンチャーであるレプリセル社と技術提携、
2016年には東京医科大学と東邦大学とも提携し、
人体での臨床研究を行っており2020年の実用を目指しています。

【方法】
①ヒトの後頭部の毛髪を数ミリ切り取ります。
②そこから毛球部毛根鞘細胞を採取し培養、増殖させます。
③患者さんに注入します。
④注入した毛球部毛根鞘細胞が毛髪になります。

資生堂はこの毛球部毛根鞘細胞の加工と培養を行っています。

京セラ×理研

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京セラは電子部品の老舗ですが、
その技術を活かし医療機器の分野にも参入しています。

【方法】
①患者さんの後頭部等から上皮性幹細胞と間葉性幹細胞を採取します。
②この2つの細胞を用いて、「再生毛包原基」を作ります。
③培養して移植します。

細胞そのものを作るという研究で、マウスでの実験において成功しています。
京セラは細胞を加工する機器を製造します。
大学や企業が手を組んで日本国内では、毛の再生治療をできるだけ実用化できるように研究しています。日本でも知名度の高い資生堂では、東邦大学と一緒に人体における臨床実験を行っています。さらに実用化に向得て研究を続けています。再生治療の実用化に向けて行う研究のポイントとしては人間の後頭部の髪の毛を採取してそこから細胞を増殖させて培養していきます。その後、患者に注入していき毛球部毛根鞘細胞が髪の毛になります。書こうと培養を行うことで、毛の再生治療に関して大きな効果を出すものとなります。そのほかにでも、大手企業の京セラでも同じように研究が行われています。

これらの研究が実用化されるメリット

研究が実用化されるのは、近い将来だと考えられています。この再生治療によって大きなメリットとなるのは、今少ない状態でも本人の細胞を使って増毛することになりますので、他の増毛とは違い満足感が大きいということです。また自毛植毛といった技術に関しては、多くの患者がこれまで受けていますが、何度も手術を繰り返さなければいけません。そしてこの方法では、何度も行う手術と同時に、後頭部の傷が多少残ってしまうというデメリットがあります。しかし現在研究が行われている方法では、細胞を少なく採取して培養していくので、負担が最小限に抑えることができるのです。

少ない傷で自分の毛髪を得られる

これまでも自分の後頭部や側頭部から細胞を採取し、
生え際等の薄い部分に移植する「自毛植毛」という手術が行われていました。
自分の毛髪のため拒絶反応がないということから
世界中の薄毛患者さんが受けてきた手術ですが、
満足のいく毛髪量を得るには手術を数回繰り返す必要があり、
さらには元となった後頭部の傷は少なからず残り、その部分の毛髪は生えてきません。
つまり、頭部の毛髪の総量は移植前も後も同じです。
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それを少ない細胞から培養できれば、傷は最小限にとどめることができ
思い通りの量を増やせる、毛髪の総量も増えることになりますね!
患者さんの手術による精神的・身体的負担も軽減できます。

治療薬が使えない人でも薄毛治療ができる

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AGA治療薬が体質に合わず、使用できない患者さんがいらっしゃいますが
外科手術をしてまで治療はしたくないと治療を諦めている方も少なくありません。
また、女性が使用できない薄毛治療薬もありました。

この研究が確立し厚生労働省から認可が下りれば、そういった方たちも
身体の負担なく薄毛治療が可能になります。

予想されている問題点

毛の再生治療にも問題点はいくつかあります。まず第一の問題は費用です。再生治療には多額の費用がかかりますので、安定していくまでには、富裕層を対象とした形にならざるをえません。しかし多くの薄毛に悩んでいる人も多くいます。費用が掛かっても行うことを望む人が多ければ老いほど、順番待ちがかなり長い期間予想されます。毛細胞の増殖や培養には時間がかかりますので、希望してもすぐに治療を受けることができないと考えられます。費用と治療開始までに、時間がかかるといった問題がいくつかありますが、実用化ができれば多くの人の悩みを解消することができます。
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■しばらくは富裕層の治療になる
デメリットを挙げるとするならば、一番は「お金」の問題です。
1回の自毛植毛の相場は120万円ですが、この再生医療を受ける場合
それ以上はかかると思った方がよいでしょう。

■順番待ちが予想される
採取した細胞は専門機関に送られ培養されるのですが、
すぐに培養、増殖させることはできません。
また、現時点において効率が良くないため、希望しても順番待ちが予想されます。

このニュースは期待大

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2017年3月28日、神戸市立医療センター中央市民病院にて
他人のiPS細胞から作成した網膜細胞を患者に移植するという手術が行われました。
拒絶反応を起こすのではないかと危惧もありましたが、
拒絶反応が少ない免疫型の人からの細胞を採取したということで
術後、今のところ問題はありません。
今後も経過を注意深く観察するそうです。

この手術は世界初!
移植された患者さんが回復すれば、私たち一般人の手の届く医療になります。
これは毛髪再生にも活かせます。

他人のiPS細胞を使用できる利点

これまで多く行われてきたのは患者さん本人の細胞を採取し培養するという実験で
そのため手術をするにあたり、
患者さん本人の細胞を採取→培養する機関に提出→加工・培養→移植
という手順で行われるため、時間がかかることを指摘されていました。
それが他人の細胞を利用できるのですから、
手術当日に予めその細胞を取り寄せておけばよいのです。
待つ必要がありませんね。
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他人のiPS細胞から、網膜細胞の移植が成功した例は多くの人たちに希望を与えています。他人の物をつかうことから、拒絶反応が心配されていましたが、幸いそうした報告も現時点ではありません。問題なく他人のiPS細胞を使うことができれば、髪の毛の再生治療にもさらに大きな期待がもてるようになります。このように他人のiPS細胞を使って問題なく治療をすることができれば、この先多くの患者さんたちに希望を与えることもできますし、医療に関しては一般の人を対象にして行うようなものになります。他人のiPS細胞を使うことができれば、長い時間をかけて待つことをしなくて済むようになります。
こういった朗報を耳にすると毛髪再生医療が目の前まで来ていることが感じられますね。
これらの研究が確立し、厚生委労働省から認可されれば実現し、
あわせて医療機器も進歩し、私たちの手の届く治療になってほしいものです。
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