2018年11月27日 更新

【解説】頭皮の乾燥でかゆみが出る原因と対策は?シャンプー変更や薬の使用が第一歩

頭皮が乾燥すると、皮膚のバリア機能が低下してかゆみの原因になります。シャンプーや生活習慣に気を付けたり、頭皮のかゆみに効く治療薬を使ったりするのが有効です。頭皮の乾燥やかゆみの対策としておすすめの方法を紹介します。

10 view お気に入り 0

目次

頭皮がカサカサと乾燥していると、かゆみもあって気になりますよね。
とくに、秋や冬など空気が乾燥する季節には、頭皮も乾燥しやすいので十分なケアが必要です。
今回は、頭皮が乾燥してかゆみが出る原因や対処法について紹介します。

頭皮の乾燥はかゆみの原因になる

 (32480)

頭皮が乾燥すると、なぜかゆみが出るのでしょうか?
実は、かゆみは皮膚のバリア機能が低下することによっておこります。

乾燥していない健康的な皮膚は、適度に水分を含んでいるため柔らかい肌質が保たれています。

皮膚に柔軟性があるので、運動して肌が伸び縮みしたり、服などがあたったりしてもそれほど刺激を受けません。

しかし、肌が乾燥した状態だと、少しの刺激ですぐにかゆみを感じてしまいます。

そのため、頭皮がカサカサと乾燥している状態の人は、普段よりもちょっとした刺激でかゆみを感じやすくなっているのです。

逆に、頭皮が乾燥しないようにしっかり保湿できれば、かゆみの原因もおさまります。
頭皮の水分が蒸発してしまわないように、適切なケアが必要です。

頭皮が乾燥するおもな原因

 (32483)

頭皮の乾燥はかゆみの原因となりますが、なぜ肌に必要な水分が失われてしまうのでしょうか?
頭皮が乾燥してしまう原因にはいくつかあります。

原因①:シャンプーの洗浄力が強い

ひとつは、シャンプーの洗浄力が強すぎることがあげられます。
健康な頭皮は通常、皮脂を分泌することで水分が蒸発しないように守られています。

しかし、洗浄力が強すぎるシャンプーを使うと必要な皮脂まで洗い流してしまうので、乾燥の原因となるのです。

原因②:頭皮へのダメージ

また、紫外線や整髪料・カラーリング剤などによる頭皮へのダメージも、乾燥の原因となります。

長時間外にいて日光を浴びたり、整髪料やカラーリング剤が頭皮に直接触れたりすると、肌の表面の角質層が破壊されることが、頭皮が乾燥してしまう原因です。

原因③:生活習慣の乱れ

さらに、生活習慣の乱れによっても頭皮が乾燥する場合があります。

食生活や睡眠に問題があると、古い肌が新しく生まれ変わっていく「ターンオーバー」と呼ばれるサイクルが狂ってしまいます。

すると、頭皮の肌荒れの原因となり、肌が乾燥してしまうのです。

いくつかの原因が重なり合っていることもありますが、いずれの場合も頭皮への刺激を避け、生活リズムを整えることが乾燥によるかゆみを防ぐポイントとなります。

ここからは、頭皮の乾燥を防ぐための対策について、1つずつ具体的にお伝えしましょう。

頭皮の乾燥対策①:シャンプーを見直す

 (32486)

かゆみを引き起こす頭皮の乾燥は、シャンプーを見直すことで対処できる場合があります。

いま使用しているシャンプーの成分の中に、「硫酸~~」とつく名前の成分は入っていないでしょうか?

もし、名前に硫酸とつく成分が入っている場合、シャンプーの洗浄力が強すぎる可能性があります。

シャンプーが汚れを洗い流す成分にはいくつかの種類がありますが、特にこの硫酸系の洗浄成分は洗い流す力が強いのです。

汚れだけでなく、頭皮の乾燥を防ぐために必要最低限の皮脂まで洗い流してしまいます。
より肌に優しい洗浄成分を使ったシャンプーに切り替えることをおすすめします。

「アミノ酸シャンプー」と呼ばれるものは、肌に必要な皮脂を守りながらやさしく汚れを落としてくれるので、頭皮が乾燥している人におすすめです。

頭皮の乾燥対策②:かゆみに効く市販薬を使う

 (32489)

頭皮の乾燥によってかゆみを感じてしまう場合、かゆみや炎症に効く市販薬も有効です。
薬局やドラッグストアで手に入る市販薬の中には、頭皮のかゆみにも効く塗り薬などがあります。

頭皮をかいてしまって炎症が起きている場合には、ステロイド系の成分が配合された塗り薬がおすすめです。

ステロイド系の成分は炎症を抑える働きが強いので、比較的短期間で肌の状態を戻してくれます。

もし、炎症は起きていないけれど肌はカサカサしてかゆいという場合には、保湿系のローションやクリームも有効です。

頭皮の保湿にも使えるヘアオイルやクリームがありますので、乾燥が気になる人は使用を検討してみてください。

ラベンダーなど、抗炎症効果がある成分を含んだオイルなども販売されています。

ただし、保湿系のもののなかには、炎症やかき傷があるところには使えないものもありますので、使用上の注意をよく読んで使ってください。

頭皮の乾燥対策③:紫外線ダメージを避ける

 (32492)

頭皮が乾燥してかゆみがある場合、紫外線ダメージにも注意しましょう。
気温が低い季節やくもりの日であっても、昼間であれば太陽からの紫外線は常に降り注いでいます。

長時間外にいる方は、気づかないうちに紫外線によるダメージを頭皮に受けていることも多いです。

帽子をかぶるなど、できるだけ紫外線を避けるようにしましょう。
ただし、長時間帽子をかぶって頭皮が蒸れてしまうのも、あまりよくありません。

可能であれば日差し自体があたらない場所で過ごすようにしたり、日傘などで日光を防いだりすることをおすすめします。

頭皮の乾燥対策④:生活習慣に気を付ける

 (32495)

生活習慣に気を付けることも、頭皮の乾燥によるかゆみ対策に有効です。
主に、食生活と睡眠、そして運動やストレスケアなどが大切になります。

食生活

ビタミンやミネラルなどの栄養が不足すると、頭皮の健康が損なわれ、乾燥の原因になります。
緑黄色野菜や海藻、果物など、ビタミンとミネラルを含む食品を意識的に取り入れるようにしましょう。

外食が多いと、つい油っこい食事や、肉と炭水化物が中心の食生活になりがちです。
食べ物は体を作る大事な要素なので、1日1品追加するだけでもよいので、野菜や果物を摂ることがおすすめです。

睡眠

人間の体は、睡眠中に分泌されるホルモンによって健康状態を保っています。
そのため、睡眠不足や睡眠リズムが不規則になると、肌の再生サイクルにも影響が出て、頭皮環境の悪化につながります。

寝不足を避け、できるだけ夜10時から深夜2時ごろの時間帯にはぐっすり寝ているようにすることが大切です。

運動

適度に運動することも、頭皮環境を保つために大切です。
歩いたり体をストレッチしたりすると、血液の循環も良くなり、頭皮環境の改善にもつながります。

普段全く運動しないという方は、できるだけ階段を使ったり、歩ける距離は歩いたりといった工夫を取り入れましょう。

ストレスケア

ストレスは心だけでなく体にも影響を与えます。
とくに、頭皮はストレスの影響を受けやすく、強いストレスは薄毛や抜け毛の原因にもなると言われているので注意が必要です。

できるだけストレスをためず、定期的にストレスを発散できるような活動に取り組むことをおすすめします。

頭皮の乾燥やかゆみが強い場合は病院へ

 (32506)

市販の薬を使ったり生活習慣に気を付けたりしても、頭皮の乾燥やかゆみが治まらない場合には、早めに病院に行きましょう。

かゆいまま放置して炎症が広がったりしてしまうと、将来的な薄毛や抜け毛の原因にもつながる可能性があります。

シャンプーを変えるなど、自分でできる対策をしても原因が分からない場合には、皮膚科で医師の指導のもと、正しいケアをしてください。

まとめ

頭皮の乾燥とかゆみの関係性や、原因と対策について紹介しました。

頭皮が乾燥した状態になると、どんどんかゆみが強くなってしまいます。
シャンプーに気を付けたり、生活習慣を整えることから乾燥対策を始めてみてください。

できるだけ程度が軽い段階で乾燥を防ぎ、かゆみのない健康な頭皮環境を取り戻しましょう。
38 件

この記事のキュレーター

堀内忍 堀内忍