2018年11月6日 更新

プロペシアの「副作用」の確率は?肝臓や精液・子作りに影響!服用を止めれば治る

AGAなどの薄毛治療に使われるプロペシアは、副作用として肝臓や精液、小作りや男性機能への影響があります。ただ、プロペシアの副作用の発症確率は2%以下で、副作用の症状が現れてもプロペシアの使用を中止すれば治ります。プロペシアの効果や正しい使用法、ジェネリック薬品での副作用についても紹介します。

目次

AGAなどの男性の薄毛治療に効果が認められている治療薬のプロペシアですが、副作用が出る場合があることが、薬剤に添付されている説明書に書かれています。ただし、医師の指導の下で正しく使用しながら定期的に体調をチェックし、もし副作用が表れた場合には使用を中止することで回復が可能です。

今回は、プロペシアの副作用や薄毛治療に対する効果、ジェネリック薬品での副作用の有無や正しい使用法について紹介します。

プロペシアの薄毛に対する効果

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プロペシアの副作用について詳しく見ていく前に、まずはプロペシアが薄毛治療にどのようにして効果を発揮するのかについて解説します。

プロペシアはAGA向け治療薬

プロペシアを使って治療できる薄毛は、AGAと呼ばれる男性型の薄毛症状です。
その他の原因で髪の毛が抜けたり薄くなったりしている場合、プロペシアは効果がありません。
また、女性や子どもにも使用することができません。

とくに、妊娠中の女性や小さな子どもにとっては、発育に悪影響を与える原因となるので注意が必要です。

プロペシアが効果を発揮する仕組み

プロペシアの主成分は「フィナステリド」というものです。
フィナステリドは、AGAの原因となる男性ホルモンDHT(ジヒドロテストステロン)の働きを抑える効果があります。

通常の男性ホルモンである「テストステロン」自体には頭髪にとっての害がありません。
しかし、テストステロンに5aリダクターゼという物質が合わさることで、「ジヒドロテストステロン」に変化し、頭髪の成長に影響するのです。

プロペシアに含まれるフィナステリドは、テストステロンが5aリダクターゼと結びつくのを防いでくれる働きがあります。
そのため、男性型の薄毛(AGA)の原因を解消し、進行を遅くする効果を発揮するのです。

プロペシアの副作用は発症率2%以下

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それでは、プロペシアの副作用について解説していきます。
プロペシアにはいくつかの副作用があることが、薬剤に添付されている説明書にも記載されています。
しかし、どの副作用についても発症率は2%以下となっているため、副作用が表れる確率は低いと言えるでしょう。

プロペシアの主な副作用

・男性機能の障害(ED)
・肝機能や検査への影響
・過敏症やその他の症状

プロペシアに含まれる成分は、男性ホルモンを抑えることによって薄毛の進行を遅らせます。
そのため、副作用として男性機能の低下(ED)や性欲の減退といった症状が出る可能性があります。

また、プロペシアの成分は肝臓で代謝されるので、肝臓への負担から副作用につながる場合もあります。

その他、肝臓機能を測定するための血液中の成分の値が変化して検査が正常に行えないこともあるので注意が必要です。

また、プロペシアに含まれているその他の成分への反応として、過敏症などの症状が出ることがあります。

ただし、どのプロペシアの副作用も、定期的にチェックしておけば発見することができ、必要に応じてプロペシアの使用を中止することで対処できます。
そのため、あまり過度に心配する必要はありません。

プロペシアの副作用①:男性機能の障害(ED)

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プロペシアの使用に伴って起こりうる副作用のひとつに、男性機能の障害(ED)があります。
男性ホルモンを抑制するプロペシアの働きから、次のような症状が現れる場合があります。

プロペシアによる男性機能への影響

・精液量の低下
・精子の働きが鈍くなる
・男性不妊症
・性欲の減退
・EDなどの男性機能不全

精子の働きや量に影響する副作用もあるため、小作りへの影響が気になる男性は医師に相談しながらプロペシアを使用するのが良いでしょう。

また、性欲の減退といった自覚症状が起きる場合がありますが、薬剤の説明書によれば発症率は1.1%と低いです。
プロペシアの副作用ではなく、加齢に伴う身体反応という場合も少なくありません。

なお、これらの症状は、プロペシアの服用中止によって回復することが報告されています。
プロペシアの使用によって気になる症状が現れた場合は、医師の診断を受けることをおすすめします。

プロペシアの副作用②:肝臓の機能や検査への影響

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プロペシアの副作用には、肝臓への影響も含まれます。

肝臓は機能が低下した場合でも自覚症状が少ないため、血液検査によってしかチェックできません。
肝臓の機能が低下して症状が進むと、だるさや疲れが現れ、最終的には黄疸という症状が目や肌に現れるようになります。

プロペシアによって肝機能への障害が起きていないか確認するために、定期的な血液検査がおすすめです。
ただし、病院でプロペシアを処方されている場合には定期的な診察で医師がチェックしてくれるので、特別気になる症状がなければ心配ありません。

また、プロペシアを服用していると、肝機能を検査するときに測る数値が上昇する場合があります。
これは体の状態を正しく表しているものではなく、薬による数値の上昇です。
健康診断や検査の際にはプロペシアの服用を伝えることが大切です。

前立腺ガンの検査時にも要注意

プロペシアによって影響が出る検査は肝機能だけではなく、前立腺ガンの調査も含まれます。
プロペシアを服用していると、前立腺ガンかどうかを診断するための値が大幅に下がってしまうため、前立腺ガンの発見が遅れてしまう危険性があり注意が必要です。

前立腺がんの検査がある場合にも、検査時にプロペシアの服用を伝えることが大切です。

プロペシアの副作用③:過敏症・その他

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プロペシアの服用で起こる副作用には、薬の成分に体が過剰反応して起こるアレルギー症状があります。

「過敏症」と呼ばれる副作用では、じんましんや皮膚の赤み、かゆみが現れるため、薬に対するアレルギーが気になる人は特に注意が必要です。

プロペシアの主成分はフィナステリドですが、過敏症などの副作用は、フィナステリド以外で薬に含まれている成分によっても引き起こされます。

アレルギー反応は体質によって異なるので、プロペシアの服用後にいつもと違う症状が起きた場合には、いったん使用を中止しすぐに医師に相談することが大切です。

このほか、顔や舌、唇の腫れや、めまい、抑うつ症状、乳房肥大といった副作用についても、薬剤に付属の説明書に記載があります。

どの症状も発生確率が低いため、プロペシアの副作用かどうかは医師の判断をあおぐようにしましょう。

プロペシアはジェネリックでも同じ副作用がある

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プロペシアには、同じ主成分フィナステリドで作られた後発のジェネリック薬品が存在します。

・ファイザー
・サワイ
・トーワ
・クラシエ

など、国内の各製薬会社によってプロペシアのジェネリック薬品は作られています。
このジェネリックも、プロペシアと同様の副作用が認められます。

ジェネリックもプロペシアと使用されている成分が同じなので、起こりうる副作用も同じです。
肝機能の障害や男性機能の減退のほか、じんましんや抑うつ、めまいといった症状が現れた場合には、薄毛治療に使用しているジェネリック薬品の使用を中止し、気になる症状について医師に相談してください。

プロペシアの正しい使用方法

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プロペシアは必ず、病院で処方された薬剤を医師の指導の下で使用するようにしましょう。
定期的に通院して医師の診察を受けていれば、プロペシアによる副作用の症状が現れても安心して治療を進めることができます。

薄毛治療の効果を実感できるまでには、最低でも6ヶ月以上はプロペシアの服用を継続することが推奨されています。
毎日1回、決められた量のプロペシア錠を継続的に飲み続けることが、プロペシアの正しい使用方法です。

まとめ

薄毛治療薬のプロペシアについて、効果や副作用の詳細、正しい使い方を紹介しました。

プロペシアは男性型薄毛の進行を遅くする働きが認められている薬です。
副作用が出る確率は2%以下と低いので、医師の指導のもと正しく使えば問題はありません。

もしも、プロペシアを使い始めてから気になる症状が出た場合には、お早めに医師に相談しててください。
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この記事のキュレーター

堀内忍 堀内忍