2019年1月5日 更新

【体験談】頭皮白癬(とうひしらくも)は人に感染する!治りにくい

白癬菌(はくせんきん)と聞くよりも水虫菌と聞いた方が、どんな症状なのか想像がつきやすいと思います。白癬菌はマラセチア菌やニキビ菌とは違い、人へ感染するカビ菌でもあることです。今回、ご紹介する頭皮に感染する白癬菌は、頭皮白癬(とうひしらくも)とも呼ばれており、足や爪に比べるとほとんど感染しない場所だとも言われています。しかし、筆者のように感染すると脱毛症をひき起す原因にもなりますので、筆者の体験が少しでもお役に立ち解決の糸口となれば幸いです。

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目次

一般的に水虫と聞けば、足や爪に多く感染するものだと知っている人は多くいるでしょう。

ところが、白癬菌は体の皮膚に現れるものもあれば首・手・股・頭皮に現れるものもあり感染範囲が広い感染菌と言えるものなのです。

白癬菌は毛髪から頭皮に感染することがあり頭皮白癬(とうひしらくも)という病名で呼ばれており、今回は、白癬菌の中でも頭皮白癬を取りあげて、ご紹介したいと思います。

頭皮白癬はカビの仲間!

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頭皮に感染する白癬菌も、カビ菌の仲間に入ります。

白癬菌には下記のようなものがあります。

・足白癬(水虫)
・爪白癬
・手白癬
・体部白癬
・股部白癬(インキンタムシ)

など白癬菌にも色々ある中で「頭皮白癬」は少ない症状の一つに入るものです。

白癬菌の繁殖が活発になる気温と湿度は!

白癬菌の症状として現れる季節は、気温が上がり始める「春から夏」にかけて多く現れてくるものになります。

・繁殖する気温は26℃から最も多くなる
・湿度が70%以上を好む

土いじりから、子供に感染することがある菌でもあります。

頭皮白癬がわからなくなる理由の一つには、気温が下がる秋から冬にかけて寒い場所にいることが多いと活動を停止するため、症状が現れにくくなります。
でも、暖かい湿気の多い部屋にずっといるようであれば活動するので、暖かければ季節に関係ない場合もあります。

・白癬菌はケラチン(タンパク質)を好むカビ菌!

白癬菌が好む場所は、気温や湿気が高くケラチン(タンパク質)を多く含んでいるところです。

皮膚だけではなく髪や爪にも「ケラチン」を多く含んでいることから、足白癬(水虫)・爪白癬の他に頭皮にも白癬の症状を引きこすことがあるのです。

感染したと思われる物には、手や爪やタオルなど何らかの物から髪につくことで白癬菌が繁殖し、頭皮へと感染し脱毛症をひき起します。

白癬菌はどこから感染することが多いもの?

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もしも、自身が白癬菌に感染した時に注意することは「人に感染させる」ことから「同じものを共有しない」ことや「清潔」に保ちながら治療薬を服用して治す必要があります。

白癬菌の感染は、下記のような状況から起こることがあります。

・共同で使用する部屋
・動物(ペット猫・犬)
・感染者が使用しているタオルなどを一緒に洗濯する
・共同入浴施設・プール・プール脱衣場
・土の中に含まれている(子供の遊び場)
・家族に白癬菌(水虫・インキンタムシ)を持つ人がいる

などがあります。

上記のような共同使用することが多い場所から、感染する可能性が高いと言われています。
また、家族内に水虫を持っていれば家族に感染させてしまうこともあるのです。

・頭皮白癬

頭皮白癬になると、マラセチア菌の症状とは違い脱毛症を起こすことがあるものです。

冗談で頭を触らせたりすると、触った手や爪から感染することがあるので頭を他の人に触らせないことも重要です。

また、現場などで共有するヘルメットなどがあれば、上司や責任者に事情を説明して専用のヘルメットを使用させてもらうようにしなければいけません。

頭皮白癬を黙ってヘルメットを使用していると、着用した人は全て感染することになりますから注意が必要なのです。

また、帽子や頭に使用したタオルなども、必ず個別に分別して管理しなければいけないものになりますから、洗濯物も別に洗濯しなければいけなくなります。

家族全員が注意する必要がある!

通常であれば、白癬菌があったとしても個人の持つ免疫力が高ければ防ぐことができます。

しかし、筆者のように風邪がひどくて長期間寝込んでしまっている時には、免疫力は低下しているので感染しやすくなりますから、特に体力が低下している時には注意が必要になります。

お母さんも、洗濯物などに触れることが多いので注意が必要になります。

「別々に洗濯するのは水を多く使用するからもったいない・面倒だ」といって節約すると、たちまち家族に感染させることになりますから、お母さん自身も注意しながら「人に感染する菌」であることを知っておく必要があります。

頭皮白癬がAGAと併用していたらAGAクリニックではわからない?!

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筆者の場合は、とても複雑な原因がいくつも重なっていたことによる脱毛症だったようです。

マラセチア菌の症状から治療を終了した後、しばらくしてから抜け毛が始まったことがきっかけでした。AGAクリニックで検査した結果、他の菌の疑いもなくAGAと診断されてAGA治療薬を服用していました。

AGAの回復が遅すぎるので、皮膚科にいって検査をしてもらうと白癬菌が発見されたことから、抜け毛の原因はAGAの発症と同時に白癬菌もあったと言えるのです。

【筆者の脱毛症は複雑だった】:AGA→白癬菌

AGA治療薬での回復効果が現れなかったのは、AGA治療薬を止めて白癬に効果がある抗真菌薬を1ヵ月服用し毛髪が生えてきているところを見れば、少なからず白癬菌が毛髪の回復を防いでいたことを証明したのだと思いました。

結果的に、筆者が通っていたAGAクリニックでは判断できない症状だったということです。

AGAクリニックの診断時

・頭皮にハレや赤み・湿疹など異常がある
・常にカユミがある

ときは、当時AGAクリニックで取り扱えない症状だと言われることが多くありました。

現在は、AGAも皮膚科も診断・治療するクリニックは多くなりましたが、当時は皮膚科の医師がAGAを取り扱うことがとても少なかったので、皮膚科の治療が行えないAGAクリニックが多かったのです。

結果的に、他の症状が出ていれば皮膚科にいっていたかもしれなかったのですが、筆者は症状がなかったことでAGA治療を行ったため回復が遅れる結果となったのです。

このような、特殊な場合もあるのです。

【筆者体験】家族に白癬菌が感染していた!

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白癬菌の原因がわかったのは、家族に爪白癬者がいたことに気づかなかったことでした。

白癬菌が人に感染することを、家族全員が知らなかったことから、洗濯物を一緒に洗濯していたので感染した可能性が高いとわかったのです。

白癬感染者がいる場合「洗濯物は一緒に洗濯してはいけない」ことを知っていれば、筆者もこのように長く悩まなくても良かったのに!と後悔しましたね。

頭皮白癬の症状や特徴

筆者の場合も、下記のような症状がありました。

・かゆみや茶色いデキモノのようなものができる
・髪が根本付近で切れている

感染した頭皮白癬の特徴

・治りにくく再発しやすい
・人に感染するため予防対策をする必要がある

白癬の感染は、免疫力の低下があるとより高い可能性で感染すると言われています。

頭皮白癬の治療法は抗真菌薬で治療する!

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頭皮白癬の場合は、とくに内服する治療薬で治療します。

毛髪の回復が遅いこともあり、AGA治療薬と同じように長期間服用することが多くあります。
筆者の場合は、AGA治療薬を止めてから薬の耐性(薬の効果が現れなくなる)が起こらないようにするためと、肝臓に負担を与え続けないために、しばらくの間、何も服用せずに血液検査を行ってから白癬治療薬を服用することにしました。

そうすることで、抗真菌薬の効果もあがることから長期間服用している薬から変更するときは、一度薬を中止してみることも大切なことなのです。

*もちろん、医師に相談してから中止することが大切です。

・白癬の抗真菌薬は、不整脈など他の治療薬を服用している人には服用できない!

白癬治療薬には、頭皮に塗る外用薬もありますが、下記のような内服薬で治療することが多くあります。

・トリアゾール系 : 頭皮白癬に多く処方される内服する抗真菌薬

抗真菌薬を服用するには、下記の治療薬を服用していると服用できません。

・不整脈の治療薬
・降圧薬
・勃起不全薬
・睡眠薬
・高脂血症薬
・片頭痛薬

などを常に服用している人は、服用できないのです。

もしも、服用している薬があるときは医師に治療薬の名称を伝えてください。

また、白癬の治療薬も肝臓に負担をあたえる薬ですから、肝臓が弱っていては副作用や効果が現れにくくなることがあります。

AGA治療薬と同じように肝臓の数値が正常かどうか、皮膚科で血液検査をして数値を確認する場合があります。

・頭皮白癬の治療期間

AGAと同じように白癬の症状によって治療期間に差があります。

筆者の場合は、3ヵ月を目安に内服薬治療を行いましたが、再発することが多いため頭皮の変化がみられるようになっても毛髪が生えてきたとしても完全に終了する期間が決まっていないことが現状です。

白癬治療が長期間かかる原因は、不整脈があることです。
上記の服用できない薬にもありましたが、不整脈治療を行うと白癬治療が行えないからです。

体に異常があると頭皮白癬でもAGAであっても治療をすすめることはできません。
必ず、体が回復して正常な状態になってからAGAや頭皮白癬の治療を行いますから、医師の指示に従って治療をすすめるようにしましょうね。

頭皮白癬の予防対策!

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白癬が感染したことで、菌扱いされて嫌な思いをするかもしれませんが、人に移さないためには1人だけ別メニューで清潔にすることを心がけなければいけません。

一番重要なこと!
・家族の洗濯ものと一緒に洗わない
・まめにまくらカバーやシーツ類など衣類や着替えは清潔に保つ

潔癖症になるまで神経を使う必要はありませんが、とにかく清潔にして共有物は一緒にしないことが大切なのです。

まとめ

筆者の場合は、AGAや白癬菌などが複雑に絡み合っていた症状で、脱毛症の回復を遅くさせていたことがわかりましたが、回復力は遅く時間がかかるものとなってしまいました。

ただ一つ言えることは、脱毛症の治療をしている期間が長期になっている人は、皮膚科やAGAクリニックの両方で検査を受けると、原因が判明する場合もあることを覚えておくことが重要です。

また、白癬菌はマラセチア菌やブドウ球菌とは違う性質を持つ菌ですから、人に感染させる菌であることは忘れないでくださいね。
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この記事のキュレーター

Kensin Kensin