2017年6月28日 更新

軟毛・細い毛で悩んでる人がワックスをつかって良いのか!?

細い毛やネコ毛といわれる軟毛の方は、髪の毛にボリュームを出すのが難しく、そのままだとすぐにペチャンコになってしまうので、ワックスなどの整髪料を使用してセットすることがよくあります。軟毛や細い毛の方は、どちらかというと薄毛やハゲになやすいタイプでもあるため、使用することに問題がないのか、気になることもあるのではないでしょうか。

42 view お気に入り 0

目次

■ワックスなどの整髪料と薄毛やハゲ

 (28514)

髪の毛をセットするために使用される整髪料には、ワックスムースジェルスプレーなどさまざまなタイプのものがあります。髪を固める作用があるワックスには、接着剤のような効果を生み出すためにアクリル樹脂系フィルム形成剤や、合成界面活性剤シリコン油アルコールなどさまざまな成分が配合されています。整髪料の使用は、男性型脱毛症「AGA」を引き起こす原因になるといわれることがよくあります。
 (28516)

男性型脱毛症「AGA」は、男性ホルモンの一種が、脱毛を促進するジヒドロテストステロンに変化して分泌されることによって起こるため、ワックスなどの整髪料と直接的な因果関係があるわけではありません。ただし、ワックスには、化学成分が多く含まれているとともに、髪の毛を固める効果のある成分を髪の毛や頭皮に直接付けることになるため、使用方法を誤ると、薄毛やハゲを促進してしまうことにもなりかねないことを知っておく必要があるでしょう。

■ワックスが与える影響

 (28519)

ワックスをはじめとする整髪料に最も多く含まれている成分として界面活性剤があげられます。界面活性剤は、外側をコーティングしているキューティクルを剥がし、髪の毛の主成分であるタンパク質を奪ってしまう性質を持っていることから、髪の毛が細く弱々しくなってしまうことが考えられるため、もともと、軟毛や細い髪の毛で悩んでいる方にとっては、さらに髪の毛の健康を奪ってしまうことも考えられます。

ワックスは、一種の接着剤であり、その粘着力で髪を立たせたり、まとめたりすることができるものです。そのため、ごみやほこりを付着しやすくなるというデメリットがあります。頭皮には、常在菌としてマラセチア菌が存在しており、頭皮や髪の毛を健やかに維持する働きをしていますが、ワックスによってほこりやごみの付着が多くなると雑菌が繁殖して頭皮環境を悪化させることになります。

■間違ったワックスの使い方

 (28522)

ワックスは、一度付けると長時間にわたって髪型をキープすることができるため、つけっぱなしのまま長い時間を過ごす人が多く、なかには、付けたままで寝てしまう人もいるようです。ワックスは毛穴を詰まらせて、新陳代謝や髪の毛の成長を阻害する可能性があるため、シャンプーでしっかり落とす必要があります。ワックスの成分には油分が多いため、頭皮が皮脂と油分で飽和状態となってしまい、血行不良を起こして、髪の毛の成長に必要な酸素や栄養分が行き渡らなくなることになります。

長時間つけっぱなしの状態では、フケや痒み、皮膚炎などが起きる可能性もあり、頭皮が荒れて硬くなり、血流も悪くなります。朝方付けたワックスは、少なくとも就寝前までには、しっかりと落とすことを心掛けて、髪の毛や頭皮に与えるダメージを極力少なくすることが大切です。また、なかなか落ちないワックスを洗い流すために、泡立ちがよく洗浄力の強いシャンプーを使うことが多くなりますが、高級アルコール系シャンプーは、髪の毛や頭皮に与える刺激が強すぎて、逆に頭皮環境を悪化させることもあるため、注意が必要です。

■ワックスを使うのであれば

 (28525)

ワックス男性型脱毛症「AGA」の直接原因となるものではありませんが、使い方によっては、髪の毛や頭皮に悪い影響を与えることがあります。細毛や軟毛の方が、使用するのはあまりおすすめできませんが、どうしても使用したいというのであれば、なるべく短時間の使用にとどめること髪の毛や頭皮に刺激の少ないシャンプーでしっかりと洗い流すことに留意することが大切です。また、髪の毛を立ち上がらせるために根元から付けることがありますが、頭皮に付着しやすくなるため、なるべく毛先に付けるようにしましょう。

ワックスには、界面活性剤のほか、さまざまな石油由来の化学成分、合成成分が多く含まれており、髪の毛や頭皮にダメージを与えることもあります。割高にはなりますが、天然成分由来のものを選ぶとダメージも少なく、シャンプーの際にも落としやすくなるため、おすすめです。しかし、肌質などによっては、石油由来成分、天然成分を問わず、痒みや赤みが生じることもあるため、肌に合わない場合はすぐに使用をやめた方がいいでしょう。

男性型脱毛症「AGA」は、ホルモンの分泌異常によって起こるものであるため、ワックスなどの整髪料が直接的な原因となるわけではありません。しかし、含まれている成分やごみなどを付着しやすい性質などから、使用方法によっては、髪の毛や頭皮にダメージを与えて、抜け毛や薄毛の原因となることもあるため、注意が必要です。
14 件

この記事のキュレーター

なかむらゆうき なかむらゆうき