2018年11月12日 更新

頭皮のかゆみの原因と対策法は?頭皮がかゆい人が注意するべきポイントを解説

頭皮のかゆみの主な原因は、頭皮の乾燥や皮脂の過剰分泌による頭皮環境の悪化です。また、かき傷に細菌が入ることによる炎症の可能性もあります。頭皮のかゆみは、放置していると薄毛や抜け毛の原因にもつながるので注意したいところ。頭皮のかゆみの原因と対処法について解説します。

目次

頭皮のかゆみにはいくつかの原因が考えられます。
たとえば、頭皮が乾燥していたり、皮脂が過剰に分泌されたりする頭皮環境の悪化などです。
このほかにも、かき傷に細菌が入ることで湿疹ができたりする場合もあります。

頭皮のかゆみは、放置していると悪化して薄毛や抜け毛にもつながるので注意が必要です。
そこで、今回は頭皮のかゆみの原因と対処法について解説します。

頭皮のかゆみの原因はさまざま

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頭皮のかゆみの原因はいくつかありますが、ほとんどは頭皮の皮脂分泌の以上か、角質層のターンオーバーの乱れが原因で起こります。
さらに頭皮環境が悪化すると、皮膚についている菌の中でかゆみや炎症を引き起こすものが繁殖してかゆみが強くなることも。

頭皮のかゆみのおもな原因

・頭皮の乾燥
・頭皮での菌の繁殖
・ストレスやホルモンバランスの影響
・頭皮湿疹などの症状

最初はかゆみが弱くても、だんだんと症状が強くなり、頭皮湿疹などにつながることもあるので注意が必要です。
それぞれの原因について以下に詳しく解説していきます。

頭皮のかゆみの原因① 頭皮の乾燥

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頭皮の水分量が減って乾燥すると、かゆみの原因となります。
正常な状態では皮膚の水分量が保たれていて、軽い刺激は気にならない程度にバリアされています。
しかし、頭皮が乾燥して皮膚のバリア機能が弱まると、ちょっとした刺激でもかゆみを感じる状態になってしまうのです。

かゆみを感じる神経はふつう、角質層という肌の表面にある層がバリアになって守られています。
頭皮が乾燥するとかゆみを感じる神経がむき出しのような状態になってしまうため、普通なら気にならない刺激もかゆく感じます。

また、頭皮が乾燥すると角質層がはがれ落ちやすくなり、フケとして髪の間に出てきます。
すると、フケが頭皮にこすれて新たな刺激の原因となってしまい、悪循環になることもあるのです。
そのため、頭皮の乾燥を防ぐことがかゆみ対策のために必要になります。

頭皮のかゆみの原因② 雑菌の繁殖

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頭皮のかゆみの原因は乾燥だけではなく、肌にもともと住んでいる常在菌の繁殖も考えられます。
かゆみを感じない健康な人の肌であっても、人間の体には常在菌という細菌がたくさんいます。
その中で、「マラセチア菌」や「アクネ菌」などの菌は頭皮に炎症を起こし、かゆみの原因になるのです。

マラセチア菌やアクネ菌は、頭皮の皮脂を分解して繁殖していきます。
通常であれば、マラセチア菌やアクネ菌の活動は抑えられていますが、頭皮の皮脂が必要以上にたくさん出てしまうと、雑菌が活発に増えていってしまうのです。

皮脂が毛穴に詰まったところにアクネ菌が増殖すると、頭皮ニキビの原因にもなります。
炎症が起こると頭皮の保湿力が落ち、乾燥しやすくなってさらにかゆみが強まります。
このように、乾燥に加えて雑菌の繁殖も、頭皮のかゆみの原因の一つです。

頭皮のかゆみの原因③ ストレスやホルモンバランスの乱れ

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頭皮のかゆみの原因としては、ストレスやホルモンバランスの乱れも関係します。
強いストレスを受けると抜け毛が増えてしまうことから分かるように、ストレスと頭皮環境には関係があるのです。

また、ストレスを受けると体の分泌物に影響を与え、ホルモンバランスが崩れます。
すると、頭皮の皮脂分泌が必要以上に増えたり、逆に皮脂が減りすぎて乾燥したりしてしまいます。
このように、頭皮のかゆみの原因の一つとして、ストレスやホルモンバランスも注意すべきポイントです。

頭皮のかゆみの原因④ 頭皮湿疹などの症状

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頭皮のかゆみの原因としては、頭皮湿疹などの皮膚の症状の場合もあります。
頭皮にできるかゆみをともなう湿疹にはいくつかの種類があるのです。

頭皮湿疹のおもな症状

・接触性皮膚炎
・膿痂(のうか)湿疹
・アトピー性皮膚炎

接触性皮膚炎は、整髪料や染髪液などの肌がアレルギー反応を起こすような刺激成分に接触することで起きる皮膚炎です。
こちらは、湿疹の原因となる物質を取り除くことで治まります。

膿痂(のうか)湿疹はいわゆる「とびひ」と言われる症状です。
かゆくてかいた傷に細菌が入って化膿します。
爪に細菌が付いたまま色々なところをかくと、新たに湿疹がとび火のように増えていってしまうことから「とびひ」と呼ばれています。
こちらは、抗炎症作用と抗菌作用のある薬の処方が必要です。

アトピー性皮膚炎は、生まれつきの体質や大人になってから現れるアレルギー性の皮膚炎です。
花粉や食べ物など、特定の物質に反応してかゆみが強くなります。
ただし、アトピー性皮膚炎の場合は頭皮だけでなく、肌の他の部分にもかゆみが出ることが多いです。

このように、頭皮の乾燥や皮脂の過剰分泌以外にも、頭皮のかゆみの原因として考えられるいくつかの症状があります。

シャンプーを見直して頭皮のかゆみ対策を

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頭皮のかゆみの原因がシャンプーの場合、シャンプーを見直すことでかゆみ対策が可能です。
シャンプーの洗浄力が強すぎると、頭皮を保湿するために必要な皮脂まで余計に洗い流してしまいます。
頭皮が乾燥してかゆみの原因となりますので、洗浄力の強すぎないシャンプーを使用するのが大切です。

「アミノ酸シャンプー」と呼ばれる種類のシャンプーなら、頭皮の皮脂を洗い流さず、汚れだけを洗い流してくれます。
洗浄力がおだやかなのが特徴です。
逆に、「硫酸系」の洗浄成分が入っているシャンプーは、頭皮の保湿に必要な皮脂まですべて洗い流してしまいます。
洗いあがりに髪がきしんだり、ドライヤー後にカサカサしたりする場合は、硫酸系などの洗浄力が強すぎるシャンプーを使っているかもしれません。

シャンプーの容器に書かれている成分表示をみて、「硫酸~」と名前がついている成分が見つかったら、頭皮のかゆみの原因はシャンプーかもしれません。
その場合、アミノ酸シャンプーに切り替えることで、頭皮が乾燥しにくくなります。
シャンプー中や洗髪後に頭皮がかゆくなる人は、シャンプーを見直して頭皮の痒み対策をしてくださいね。

生活習慣を整えることも大切

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頭皮のかゆみの原因としては、食生活や衛生環境、睡眠不足やストレスなどが関係しています。
そのため、生活習慣を整えることが頭皮のかゆみ対策として大切です。

食生活については、緑黄色野菜や果物をメニューに取り入れることを意識しましょう。
また、枕カバーや寝具のシーツを洗っていなかったり、天日干していなかったりする場合には、雑菌が繁殖しやすくなっている可能性があります。
洗濯や、除菌効果のある布団クリーナーなどで掃除しましょう。

睡眠不足も、頭皮のかゆみの原因となります。
睡眠中には頭皮の再生に関係するホルモンが分泌されますが、寝不足になるとうまく働きません。
頭皮のターンオーバーを正常にするためにも、最低でも1日6時間以上の睡眠をとるようにしましょう。
さらに、ストレスも頭皮のかゆみの原因になりますので、適度な運動やストレス発散をしてため込まないことが有効です。

まとめ

今回は、頭皮のかゆみの原因と対策について解説しました。
ひとことで頭皮のかゆみといっても、その原因は様々です。
単に乾燥だけが原因の軽いかゆみもあれば、傷口に細菌が入って湿疹になるなどの強いかゆみもあるので、症状に合わせた適切な対処が必要になります。
自分でできる頭皮のかゆみ対策をしてもなかなか治らない場合には、早めに皮膚科で診てもらうようにしてくださいね。
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この記事のキュレーター

堀内忍 堀内忍