2018年10月21日 更新

【解説】薄毛治療に保険は適用できる?病院での治療費を安く抑える2つポイント

薄毛治療には保険が適用されません。しかし、治療方法を正しく選び、確定申告における医療費控除などの制度を利用することで、できるだけ安く薄毛治療を受けられます。保険が適用されない薄毛治療を安く受けるために必要な知識を紹介します。

目次

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薄毛治療を受ける場合、保険が適用されない自費治療となり、他の症状と比べて治療費が高くなる傾向にあります。いくらかかるか分からないと、高額な治療費が必要になるかもしれず不安になりますよね。そこで今回は、保険が適用されない薄毛治療をできるだけ安く受けるためのポイントをご紹介します。

薄毛治療に保険が適用されない理由

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薄毛治療には、残念ながら保険が適用されません!

薄毛治療に保険が適用されない理由として、薄毛自体が命にかかわる症状ではないことがあげられます。
そのため、現在の日本の医療制度では薄毛治療に保険を使うことができないのです。

ただし、例外的に薄毛治療に保険適用されるケースも存在します。

・薄毛の症状が出てしまった原因が他の病気に関係している場合
・病気によって併発した薄毛治療

この2つのケースには、薄毛治療であっても保険適用できる場合があります。
もし、該当する場合には治療費を安く抑えられる可能性があるので、思い当たる方は医師に相談することをおすすめします。

保険が適用されない薄毛治療ですが、しっかりとポイントを押さえて治療を受ければ、何も知らずに薄毛治療を受けるよりも安い治療費で発毛効果を実感できます。

薄毛でお悩みの方の多くは、保険が適用されるタイプの原因ではないことがほとんどですが、諦める必要はありません。
適切な薄毛治療の知識があれば、治療費を抑えながら希望する治療結果が得られますよ。

そこで今回は、保険が使えなくても薄毛治療の費用を安くするために知っておきたい情報を紹介します。
薄毛治療には様々な治療法や薬剤があり、自分に合った方法を選ぶことが治療費を安く抑えるために大切です。

保険が適用されない薄毛治療費の相場

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保険が適用されない薄毛治療について、治療費を抑える方法の前に、まずは薄毛治療費の相場について解説しましょう。
治療費を抑える工夫をせず、普通にに薄毛治療を受けた場合の費用の相場を紹介していきます。

月あたりの費用

薄毛治療にはいくつかの種類がありますが、ほとんどは継続的な治療が必要です。
毎月通院して、発毛・育毛に効果のある成分を含んだ薬剤を使用していくため、治療費も毎月継続的にかかります。
中には一度だけの治療で終わる方法もありますが、それだけ高額な治療費が必要になってきます。

毎月かかる薄毛治療費の相場は、男性・女性に関わらず、安い場合には毎月7,000円~15,000円くらいの価格帯です。

この費用は、毎月使用する薬剤の平均的な金額です。
薬剤の費用に加えて、通院するたびにかかる診察料が3,000円~5,000円上乗せされるクリニックもあります。

治療全体でかかる費用

薄毛治療の効果が実感できるまでの期間は、6ヶ月から1年とされています。
そのため、毎月7,000円~15,000円の治療費が6ヶ月から12ヶ月分必要になる計算です。

あくまでも安い場合の相場なので、より高い効果を求めて治療内容を充実させる場合、毎月の医療費も30,000円~50,000円、高い場合はそれ以上になります。

自分に合った薄毛治療を選ぶための知識

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薄毛治療は保険が効かないため、クリニックによって治療費の設定が異なります。
そのため、自分の希望する結果を得るためには、予算内で適切な薄毛治療を選ぶことが大切です。

そこで、薄毛治療の種類やそれぞれの特徴についてご紹介します。
自分に合った治療法を選ぶために参考にしてもらえればと思います!

①投薬治療

もっとも安価に受けられる薄毛治療は、発毛を促進する成分を服用する治療法です。
投薬治療と呼ばれる治療で、病院で処方される発毛のための薬を継続的に飲む方法になります。

男性と女性で使用できる薬剤は異なります。
男性の場合は、

・プロペシア
・ザガーロ
・ミノキシジル

といった薬剤が処方されます。

一方、女性の場合は

・パントガール
・ミノキシジル

が処方されます。
毎月の医療費は15,000円前後が相場です。

②注入療法

投薬治療よりも治療費が上がりますが、注入療法という治療法があります。
発毛に有効な成分を頭皮に直接注入する方法です。

月に一度の通院で、頭皮への薬剤注入を行います。
注射針を使う注入法と、使わない注入法などの違いや、注入する薬剤の違いによって、かかる医療費が上下します。

安い場合でも月々30,000円から50,000円ほど、高い場合には100,000円以上の治療費が必要です。

特に、HARG療法という、治療後にも発毛効果が持続する成分を注入する方法は、効果が高い分だけ治療費も高く設定されています。

③自毛植毛

薬剤による治療以外にも、自毛植毛と呼ばれる治療法があります。

自毛植毛では、薄毛が進行していない自分の頭皮の毛根を、薄毛が進行しているところに移植します。
1回施術すれば治療が完了するため、投薬治療や注入治療のように継続的に通院する必要はありません。

ただし、1回にかかる治療費は300,000円から1,000,000円以上の場合もあります。
高額だとしてもすぐに結果が欲しい人向けの治療法です。

保険適用外の薄毛治療を安く受けることは可能?

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薄毛治療は保険適用外ですが、治療の受け方や医療費控除の活用によって、できるだけ安く抑えることができます。
保険が適用されないからといって、必要以上に高い治療費を払ってしまうことがないように注意したいものです。

薄毛治療の金額設定は、治療を行っている病院によって異なります。
同じ薬剤を使う場合でも、その薬剤の値段は各病院が独自に決めているものなので、「すぐ隣り町の病院で治療を受ければ治療費が数千円も安くなる」ということが起こり得ます。

事前に情報をしっかり集めて、満足できる薄毛治療の結果をできるだけ安く手に入れられるようにしましょう。

薄毛治療を安く受けるポイント①:医療費控除の活用

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保険が適用されない薄毛治療を安く受けるための1つ目のポイントは、「医療費控除」という制度を活用することです。

医療費控除は、税金を支払うための「確定申告」という作業を通じて、前年に使った医療費の一部が戻ってくる制度です。
医療費控除でどれくらいの金額が戻ってくるかは、使用した医療費の額や、年収によって計算式が変わってくるため、一概には言えません。

具体的な計算方法としては、前年度の医療費から「保険金などによる収入」を引き、そこからさらに「10万円・または年間所得の5%」を差し引きます。
こうして計算された医療費控除額が、毎年3月に行われる確定申告をすることによって手元に戻ってくるのです。

なお、計算式の最後にある「10万円・または年間所得の5%」という部分については、年収が200万円を超えているかどうかで決まります。

確定申告書類を作成する手間はありますが、これにより支払った医療費の一部が返ってくるため、薄毛の治療費を安く抑えることが可能です。

薄毛治療を安く受けるポイント②:ジェネリック医薬品を選ぶ

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薄毛治療に使われる薬剤には保険が適用されませんが、治療薬の選び方によってできる限り安く治療を受けることができます。

男性のAGAや、女性のFAGAをはじめとする薄毛の治療に使われる薬剤には、ジェネリック医薬品が発売されているものがあります。

ジェネリック医薬品は、先発の薬剤の特許が切れた後に開発される、全く同じ成分・効果を持ちながらも安い価格設定になっている薬剤のことです。

製薬会社が新薬を開発すると特許を取るため、他の製薬会社は一定期間その薬剤と同じものを販売できません。
そのため、最初に開発したメーカーが一人勝ちする状態になるのですが、特許が切れた後に後発でその薬剤を販売するメーカーは、改めてその薬を販促するコストがかからないので、安く販売できるという仕組みになっているのです。

たとえば、男性の薄毛治療に使用される「プロペシア」には、ファイザー社の「ファイザー」という薬剤がジェネリック医薬品として発売されています。

1ヶ月あたりの費用は、ジェネリック医薬品を選ぶことで1,000円近く安くなりますので、1年間治療を継続した場合には10,000円以上も治療費を安く抑えることができるのです。

まとめ

保険が適用されない薄毛治療をできるだけ安い治療費で受ける方法をご紹介しました。

薄毛治療には決して安くはないお金がかかりますが、保険が適用されなくても工夫次第で治療費を下げることができます。

しっかりと情報収集をして、自分に合った適切な治療を安く受けられる病院を探すようにしてくださいね!
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この記事のキュレーター

堀内忍 堀内忍