2018年11月26日 更新

【解説】頭皮ニキビの治療薬とは?原因も!治らないときの薬以外の対処方法も

頭皮ニキビには市販の治療薬があります。頭皮ニキビに有効な成分としては殺菌効果のある成分や、角質を柔らかくする作用がある成分が多いです。頭皮ニキビができる原因とあわせて、生活習慣やシャンプーなど、治らないときの薬以外の対策も紹介します。

目次

髪の毛の間にできる頭皮ニキビは痛くて気になるもの。頭皮ニキビに有効な治療薬は薬局などでも市販されています。また、生活習慣やシャンプーの種類など、薬以外にも有効な頭皮ニキビ対策があるので、日ごろから注意しておくのがおすすめです。
今回は、頭皮ニキビができる原因と対策について紹介します。

頭皮ニキビができる原因とは

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頭皮ニキビは、肌にできてしまう普通のニキビと同じように、毛穴に皮脂が詰まることによってできます。
そのため、普通のニキビ治療薬は頭皮ニキビにも使用可能です。

ただし、頭皮の場合は髪の毛があるため他の肌の部分よりも毛穴が多いことや、皮脂が多く分泌されることからニキビができやすい環境となっています。

ニキビを引き起こす原因となる「アクネ菌」という菌は、過剰に分泌されて毛穴に詰まった皮脂を分解して炎症を起こします。

そのため、髪の毛の洗い方が十分でなかったり、枕や寝具のシーツが不衛生な状態だったりすると、頭皮ニキビができやすいです。

また、生活習慣の乱れによっても、皮脂の分泌量が増えてしまう場合があります。

食生活の方よりや睡眠不足も皮脂の分泌量に影響して、頭皮ニキビの原因となりますので注意が必要です。

皮脂の分泌量を正常にして、頭皮の環境を清潔に保つことが頭皮ニキビ対策になります。

【解説】頭皮ニキビの3つの原因とは?痛いニキビ治し方も!シャンプーや食べ物に注意 - AGA大学

【解説】頭皮ニキビの3つの原因とは?痛いニキビ治し方も!シャンプーや食べ物に注意 - AGA大学
頭皮ニキビができてしまう原因は主に3つあり、シャンプーや生活習慣に気を付けることで予防できます。痛い頭皮ニキビができる仕組みや普通のニキビとの違いに加えて、頭皮ニキビをケアするためのシャンプーの選び方や髪の毛の洗い方、アクネ菌やストレスなどへの対処法を紹介します。

頭皮ニキビに有効な治療薬

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頭皮ニキビの薬は、基本的に一般的なニキビ治療薬と同じです。
ただし、顔と頭皮では皮膚の厚さや頭髪があるかないかといった条件が異なるので、全く同じ効果が得られるとは限りません。

そのため頭皮ニキビの治療薬を使う場合には、数日使用して効果があるかどうか確かめることが大切です。

市販されている頭皮ニキビ薬の多くは、「一般用医薬品」の「第二類医薬品」に分類されています。

一般用医薬品は、医師が処方する「医療用医薬品」とは異なり、薬局やドラッグストアで購入できます。

頭皮ニキビの薬に含まれる主な成分

頭皮ニキビの薬に含まれる主な成分は、つぎの通りです。

・イソプロピルメチルフェノール
・クロルヘキシジングルコン酸塩液
・グリチルリチン酸ジカリウム
・イオウ
・ヒドロコルチゾン

イソプロピルメチルフェノールやクロルヘキシジングルコン酸塩液、グリチルリチン酸ジカリウムなどの成分は、ニキビの原因であるアクネ菌の働きを抑えてくれます。

イオウは殺菌作用があるほか、角質を柔らかくしたり皮脂の分泌を抑えたりする働きがあります。

ヒドロコルチゾンは副腎皮質ステロイドとも呼ばれ、高い抗炎症効果が期待できる成分です。

頭皮ニキビの治療薬を購入するときは、上記のような成分が入っているかどうかを確認するようにしてください。

薬以外の頭皮ニキビ対策

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頭皮ニキビの対策として有効なのは薬だけではありません。
生活習慣やシャンプーの種類に気を付けることも、頭皮ニキビの予防に有効です。

おもな頭皮ニキビ対策

・シャンプーの種類や髪の洗い方
・枕やシーツを清潔にする
・食生活や睡眠不足に気を付ける

頭皮ニキビができてしまう原因はさまざまです。

皮脂の分泌が多すぎることもあれば、洗髪が十分でなかったり枕や寝具のシーツが衛生的でなかったりすることもあります。

また、食生活の偏りや睡眠不足によっても頭皮ニキビができやすくなります。
ここからは、頭皮ニキビの対策について詳しい情報を紹介します。

頭皮ニキビ対策①:薬用シャンプー

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薬以外の頭皮ニキビ対策として、シャンプーの種類や髪の洗い方があげられます。

シャンプーは毎日使うものですので、頭皮に合わないものを使用しているとダメージを受け、頭皮ニキビができやすくなるので注意が必要です。

薬用シャンプーは、ニキビの原因となる菌の働きを抑える成分が入っているものもあります。

一般的なシャンプーよりも少し値段は高くなりますが、頭皮ニキビができやすくて困っている方はシャンプーの種類を変えてみるのも対策方法のひとつです。

また、シャンプーの洗浄成分が強すぎると、頭皮に刺激を与えてしまいます。

「アミノ酸系」の洗浄成分を使用しているアミノ酸シャンプーなら、頭皮に必要な皮脂を残しつつ優しく地肌が洗えるのでおすすめです。

逆に、「硫酸系」の洗浄成分が入っているシャンプーは頭皮の保護に必要な皮脂まで洗い流してしまうことがあるので注意しましょう。

髪の洗い方

シャンプーの種類に加えて、髪の洗い方も頭皮ニキビ予防には大切です。
まず、髪の毛を洗う回数は1日1回、夜寝る前がよいでしょう。

1日2回以上シャンプーをしてしまうと、地肌に必要な皮脂まで洗い流してしまいます。

また、洗う時には髪の毛だけ洗い流すのではなく、指の腹を使って地肌をやさしくマッサージするようにして洗うのがおすすめです。

毛穴の汚れをしっかり落とすことが、毛穴詰まりによる頭皮ニキビの予防につながります。

頭皮ニキビ対策②:枕やシーツを清潔に

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頭皮ニキビには塗り薬による対策のほかに、枕やシーツを清潔にすることも有効です。
定期的に枕や寝具のシーツを洗濯・乾燥させて、雑菌が繁殖するのを抑えるようにしましょう。

毎日使っている枕には頭皮の皮脂などが付いて、雑菌はそれらを分解することで増えていってしまいます。

こうして増えた雑菌が頭皮につくと、頭皮に炎症を起こして頭皮ニキビの原因になります。
そのため、枕やシーツを清潔にすることが頭皮ニキビの予防に大切です。

枕については、洗濯しなくてもそのまま日光にしばらく当てて天日干しするだけでも殺菌効果があります。

また、最近の家電製品では布団クリーナーに殺菌効果が付いているものもありますので、忙しくて洗濯や天日干しするのが難しい方におすすめです。

頭皮ニキビ対策③:生活習慣に気を付ける

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生活習慣に気を付けることで、頭皮ニキビの薬に頼る前に予防できます。

頭皮ニキビができてしまうと、寝る時や帽子をかぶった時などに痛くなってしまうので、できるだけ予防しておきたいものです。

頭皮ニキビの予防には、食生活や睡眠などの生活習慣を整えるのが大切です。

脂っこい食事が多い方は皮脂の分泌が多くなりがちなので、できるだけ煮物や脂の少ない焼き物を取り入れるようにしましょう。

また、野菜や果物、海藻が不足するとビタミンやミネラルが足りなくなります。

ビタミンやミネラルなどの栄養は頭皮を健康に保つために欠かせない成分ですので、意識的に食べるようにしてくださいね。

さらに、夜寝ている間に分泌されるホルモンは、頭皮の新陳代謝に必要です。
睡眠不足によって頭皮のターンオーバーが乱れると、頭皮ニキビになりやすくなります。

できるだけ6時間以上の睡眠を心がけ、とくに夜10時から深夜2時にかけての時間帯にぐっすり眠れるようにすると効果的です。

頭皮ニキビが治らない場合は医師に相談する

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頭皮ニキビの治療薬を塗ったり、生活習慣に気を付けたりしてもなかなか治らない場合は、早めに皮膚科で医師に相談してください。

ただのニキビだと思って放置していると、別の頭皮湿疹だったりした場合に治療が遅れてしまいます。

頭皮にできる湿疹には、悪化すると薄毛や抜け毛を引き起こしてしまうものもありますので、早めの治療が大切です。

市販の薬を数日間使っても全く症状が変わらない場合や、慢性的に頭皮にニキビができ続けてしまう場合などは、医師の診断を受けましょう。

まとめ

頭皮ニキビに有効な治療薬や、そのほかの頭皮ニキビ対策について紹介しました。

頭皮ニキビは薬による治療だけでなく、日ごろから生活習慣に気を付けることで予防するのが大切です。

また、市販の薬を塗ってもなかなか治らない頭皮ニキビは、ニキビ以外の頭皮湿疹の場合もありますので、早めに皮膚科の医師に診てもらってください。
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この記事のキュレーター

堀内忍 堀内忍