2018年12月2日 更新

【解説】頭皮の乾燥を防ぐ「保湿」には要注意!フケの原因に。ローションの使用は控えて

頭皮の乾燥には保湿対策が大切です。頭皮が乾燥すると、フケやかゆみ、薄毛といった頭皮環境の悪化につながります。頭皮の乾燥を防ぐおもな保湿対策にはシャンプーの見直し、シャワーの温度設定や保湿オイルの使用が有効です。また、保湿と同時に生活習慣を整えることも頭皮の乾燥を防ぐために重要です。今回は、頭皮の乾燥を保湿する対策方法について解説します。

目次

頭皮がカサカサ乾燥すると、かゆみやフケが気になるもの。頭皮の環境を整えるには、ほかの肌と同じく保湿が大切です。ただし、保湿対策の中にはかえって頭皮環境を悪化させてしまうものもあるため注意したいところ。
今回は、頭皮の乾燥を防ぐ保湿方法についてお伝えします。

頭皮が乾燥することによるデメリット

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頭皮が乾燥すると様々なデメリットがあるため、保湿が大切になります。
詳しい保湿方法の前に、まずは頭皮が乾燥するとどのような悪影響があるのか見ていきましょう。

頭皮の乾燥によるデメリット

・かゆみや痛みの原因になる
・フケが増える
・頭皮ニキビができやすくなる
・抜け毛や髪質の悪化につながる

頭皮が乾燥すると、皮膚が本来持っている柔かさが失われるため、少しの刺激でもかゆみや痛みを感じやすくなります。

また、頭皮のターンオーバーが乱れて、古くなった角質が大きいサイズではがれ落ちるようになってしまうと、フケの原因にもなるので注意が必要です。

さらに、頭皮環境の悪化が進むと毛穴に皮脂が詰まりやすくなって、ニキビの原因となるアクネ菌が繁殖して頭皮ニキビにもなってしまいます。
髪の毛は頭皮の毛穴の細胞で作られているので、土台となる頭皮の環境が悪化すると髪の毛にも悪影響です。

頭皮の痒みや炎症を放置してひどくなってしまうと、最終的には抜け毛や薄毛にもつながってしまいます。

このように、頭皮の乾燥には様々なデメリットがあるので、きちんとした保湿対策が大切です。

頭皮の乾燥を防ぐおもな保湿方法

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頭皮の乾燥を防ぎ、保湿するためにはどうすればよいのでしょうか?
保湿方法にはいくつかの方向性がありますが、基本的には頭皮へのダメージを少なくして、皮脂を適量に保つことがポイントです。

頭皮の保湿対策

・頭皮にダメージを与えない(シャンプーや洗髪など)
・皮脂の分泌量を正常にする(生活習慣を含む)
・頭皮を保護する保湿オイルなどを使用する

頭皮にダメージを与えないためには、シャンプーに含まれる刺激成分を避けることや、髪の洗い方への注意が必要です。

また、皮脂の分泌量を正常にするためには生活習慣も大切になります。
必要に応じて、頭皮を保護してくれる保湿オイルも使うと、頭皮の乾燥対策は万全です。

それぞれの対策について、これから詳しく紹介していきます。

頭皮の保湿対策①:洗浄力のやさしいシャンプーを使う

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頭皮の乾燥を保湿するための対策としてまずあげられるのが、洗浄力のやさしいシャンプーを使うことです。

シャンプーは髪の毛や頭皮の汚れを洗い流してくれますが、洗浄力が強すぎるシャンプーは頭皮の保湿に必要な皮脂まですべて取り去ってしまいます。

そのため、頭皮に必要な皮脂は保ったまま汚れだけを落としてくれるシャンプーを使うことで、頭皮を乾燥から防ぐことが可能です。

洗浄力がやさしいのはアミノ酸シャンプー

シャンプーに含まれる洗浄成分にはいくつかの種類があります。
中でも「アミノ酸シャンプー」と呼ばれるタイプのものは洗浄力がやさしいので頭皮の保湿対策に役立ちます。

シャンプーの成分の中で、

・ラウロイルメチルアラニンナトリウム
・ココイルグルタミン酸
・ラウラミドプロピルベタイン

などが含まれていれば、アミノ酸系のシャンプーです。

逆に、「硫酸~」などの名前が付く硫酸系洗浄成分のシャンプーは、洗浄力が強すぎる場合があります。

お使いのシャンプーの成分をチェックして、洗浄力が強い場合はアミノ酸シャンプーに切り替えることで、頭皮の乾燥対策が可能です。

頭皮の保湿対策②:シャワーの温度は40度以下がおすすめ

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髪の毛を洗う時のシャワーの温度設定も、頭皮の乾燥を防ぎ保湿するために大切になってきます。
その理由は、高い温度のお湯を浴びると、その分だけ皮脂が流れ出しやすくなってしまうからです。

温度設定が42度や43度など熱めになっている状態で、頭皮に直接シャワーのお湯を当ててしまうと、頭皮の保湿に必要な皮脂が流れ落ちていってしまいます。

そのため、シャワーで髪を洗うときにはできるだけ40度以下の温度にしておくのがおすすめです。

冬などの寒い季節は、どうしてもシャワーの温度設定を高くしがちです。
しかし、寒い季節ほど空気が乾燥していて、頭皮の水分も蒸発しやすくなっています。

シャンプーを洗い流すタイミングだけでも温度設定を下げるのが良いでしょう。

頭皮の保湿対策③:保湿オイルはシャンプー前に使用する

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ツバキ油など、髪や頭皮に良いとされる保湿オイルも、頭皮の乾燥対策に有効です。

ただし、保湿オイルは髪に塗りっぱなしにするタイプのものではなく、シャンプー前に頭皮をマッサージするような形で使用するものをおすすめします。

シャンプー前に頭皮にオイルを塗り込むことによって、汚れを浮かせることができます。
その状態でシャンプーをすると、汚れが洗い流しやすくなるだけでなく、保湿に必要な皮脂が保たれたまま髪を洗うことができるのです。

逆に、髪や頭皮にオイルを塗りっぱなしにするタイプのものは、頭皮に刺激を与えてしまう可能性もあるので注意したいところ。

保湿はあくまでも頭皮の水分量を保つことが大切なので、オイルを塗ったからといって水分量が増えるわけではないからです。

また、油の種類によっては日光や空気に触れることで酸化という反応を起こし、頭皮へのダメージの原因になってしまうものもあります。

頭皮の保湿オイルを使う場合は、使った後すぐにシャンプーで洗い流すタイプのものがおすすめです。

頭皮の乾燥は保湿ローションでは防げない?

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頭皮の乾燥ケアのために販売されている保湿ローションの中には、アルコールなどの頭皮に刺激を与えてしまう成分が含まれるものもあります。

これらの保湿ローションが肌に合っていない場合、逆に頭皮に悪影響になってしまうので注意が必要です。

また、頭皮は自分で分泌する皮脂によって水分の蒸発を防いでいるため、他の成分を上乗せしても保湿力のアップにはつながりません。

いろいろな成分を地肌に塗るよりも、ダメージを少なくして頭皮本来の保湿力を整える方が、乾燥対策としては大切になります。

保湿ローションを使う場合には、頭皮に余計にダメージを与えてしまっていないか気を付けるようにしてください。

保湿と同時に大切な頭皮の乾燥対策

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これまでお伝えしてきた保湿方法に加えて、生活習慣を整えることも頭皮の乾燥対策として大切です。
とくに、食生活のバランス、睡眠の質などが重要になります。

油っこい食事が増えると、頭皮の皮脂分泌のバランスが崩れて頭皮が乾燥しやすくなってしまいます。
ビタミンやミネラルなどの栄養が不足することによっても頭皮の環境が悪くなるので、適度に野菜や海藻、果物を含むメニューを取り入れるようにしましょう。

また、頭皮の細胞は睡眠中に再生していきます。
とくに、夜10時から深夜2時にかけてしっかり熟睡していることが大切です。

睡眠不足は頭皮の乾燥につながりますので、できるだけしっかり眠るようにしてくださいね。

保湿しても頭皮が乾燥する場合は病院へ

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保湿ケアや生活習慣に気を付けても頭皮の乾燥が気になる場合には、皮膚科で診てもらってください。
頭皮の健康状態は髪の毛にも影響してきますので、放っておくと薄毛や抜け毛の原因になってしまいます。

早めの対策をすることで、治療費や治療にかかる時間も少なく抑えられます。
自分でできる対策をしても頭皮が乾燥してしまう方は、早めに病院で診てもらうようにしましょう。

まとめ

頭皮の乾燥を防ぐ保湿対策や、頭皮が乾燥することによるデメリットについて解説しました。
頭皮の水分がなくなるとフケやかゆみ、頭皮ニキビなどの原因にもなってしまいますので、今回紹介した情報を参考にしっかり保湿してください。
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この記事のキュレーター

堀内忍 堀内忍