2018年11月9日 更新

女性の「薄毛」の対策・治療を5つの種類別解説!20代・30代も注意!髪型も原因に

薄毛が気になり出した女性のために、薄毛の原因を5つに分けて対策と治療方法を紹介します。女性の薄毛には、FAGA(女性男性型脱毛症)や牽引性脱毛症、ダイエットが関係したものがあります。20代、30代でも、髪型によっては薄毛になる可能性があります。

目次

「最近、分け目が広がってきた気がする」「髪にボリュームがなくなってきた」といった悩みを持つ女性の方もいるでしょう。そうした女性の薄毛の原因には、さまざまなものが考えられます。薄毛を改善するには、それぞれの原因に応じた適切な対策が必要です。
今回は、女性の薄毛で考えられる原因について、詳しく紹介します。薄毛に悩む女性の方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

女性の薄毛①:FAGA(女性男性型脱毛症)

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女性が薄毛になる原因はさまざまです。
主な原因について1つずつ見ていくことにしましょう。
まずは、FAGA(女性男性型脱毛症)から説明しましょう。

FAGAとは

FAGAとは、別名「びまん性脱毛症」とも呼ばれる女性の薄毛の症状です。
FAGAのFは「Female(女性)」の頭文字で、一見するとAGAの女性版というイメージがあります。

実際に、研究が始まった当初はAGAと同類の症状と考えられていました。
しかし、現在ではAGAとは症状や原因が異なるとされています。

そのため、昨今「FPHL(Female Pattern Hair Loss=女性型脱毛症)」と呼ばれることも多くなっています。

FAGAを発症するのは、40代以降の女性が多くなっていますが、20代で発症する例も見られます。

FAGAの症状

部分的に脱毛するAGAとは異なり、FAGAは頭髪が全体的に薄くなるという特徴があります。
髪の毛のハリや太さも失われ、1本1本が細く弱くなっていきます。

そのため、分け目部分が広がったり、頭頂部の毛量が減ったりする症状が現れます。
その一方で、生え際の後退などは見られません。

FAGAの原因

FAGAの原因はホルモンバランスの乱れにあると言われていますが、はっきりしたことはまだわかっていません。

また、次のものもびまん性脱毛症を招く要因になると考えられています。
・鉄欠乏
・栄養不足
・老化
・ストレス

FAGAの対策

FAGAは、生活習慣を改めることで改善する場合もありますが、症状が進んだ場合は、専門の医療機関で治療するようにしてください。

FAGAの主な治療法としては、投薬によるものがあります。
治療に用いられる薬は、ミノキシジル(タブレットタイプ)、パントガールなどです。

注意すべきなのは、薬による治療は副作用の危険や、女性が使用できないものもあるため、必ず医師の診断の下で行うようにしてください。

【解説】女性のAGA(FAGA)とは?原因はホルモンの乱れ?病院が必要?症状と対策! - AGA大学

【解説】女性のAGA(FAGA)とは?原因はホルモンの乱れ?病院が必要?症状と対策! - AGA大学
女性のAGA(FAGA)の原因と対策について紹介します!女性のAGAは、加齢によって発症する一般的な薄毛と見分けがつきにくく、ホルモンバランスの乱れなど、生活習慣に起因する部分が大きいと言われています。生活習慣を見直したり、病院へ行って診てもらったりする必要があります。

女性の薄毛②:ホルモンバランスの乱れによるもの

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続いての女性の薄毛の原因は、ホルモンバランスの乱れです。
詳しく紹介していきます。

女性ホルモンと薄毛の関係

女性の薄毛の場合、特に女性ホルモンのバランスが関係していることが多くなっています。

女性ホルモンの一種に「エストロゲン」というものがあります。
エストロゲンは、女性らしい体つきや妊娠しやすい状態を作るとともに、髪を太く抜けにくくする働きがあります。

そのエストロゲンの分泌が何らかの原因で少なくなると、髪が抜けやすくなってしまうのです。
ホルモンバランスが乱れやすい具体的なケースについては、以下で見ていきましょう。

出産後にエストロゲンは減少する

妊娠すると、女性の体は妊娠を維持するために女性ホルモンの分泌が活発になります。
エストロゲンもまた分泌が大幅に増え、そのために妊娠中は髪が太く丈夫になることが多くなっています。

しかし、出産後は一転してエストロゲンの分泌量が減少します。
ホルモンバランスが乱れることで髪は抜けやすくなり、脱毛症状が現れるのです。

閉経にエストロゲンは減少する

閉経すると、女性ホルモンの分泌は急減します。
エストロゲンの量も大幅に減ってしまい、薄毛や抜け毛が増える原因となります。

閉経の場合、それ以降女性ホルモンの量は増えないため、放っておくと抜け毛は改善しません。

ホルモンバランスによる薄毛の対策

産後の抜け毛の場合、一時的にホルモンバランスが乱れているだけなので、半年~1年ほどすれば正常に戻り、抜け毛も自然に治まります。
しかし、一刻も早く治したいという場合は、育毛剤や育毛シャンプーを使うと良いでしょう。

産後の抜け毛に向けた商品も多くあるので、気になる人は試してみてください。

一方、閉経による薄毛に関しては、先ほどお伝えしたように、自然に治ることはありません。
対策としては、やはり育毛剤や育毛シャンプーがありますが、ずっと続けていくことが前提となります。

その他、ウィッグを利用するという方法もあるので、状況に合わせて検討してみてください。

女性の薄毛③:過度のダイエットが原因のもの

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女性の薄毛の原因、続いてご紹介するのはダイエットによるものです。
女性が特に陥りやすい原因につい紹介していきます。

ダイエットが薄毛をもたらす理由

ダイエットにはさまざまな種類がありますが、最も多いのは「食べない」ことによるダイエットでしょう。
痩せるために1日1食、またはほとんど食事を摂らないという女性は少なくありません。

このような過度のダイエットを習慣的に続けていると、当然栄養は不足していきます。
髪の成長にはたんぱく質やビタミン、ミネラルなど多くの栄養が必要ですが、それらも十分に補給されなくなり、やがては抜け毛・薄毛に至るのです。

ダイエットによる薄毛の対策

まずは、しっかり栄養を摂ることが必要です。
必要な栄養を摂りながら、痩せる方法を探しましょう。
余計な食事のみを減らし、最低限の食事は欠かさないことが大事です。

また、特定の食材に偏ったダイエットも避け、なるべくバランスの良い栄養摂取を行うことも求められます。
サプリメントなども活用しつつ、栄養が不足しないようなダイエットを心がけて下さい。

女性の薄毛④:牽引性脱毛症

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女性の薄毛の原因、4つ目に紹介するのは「牽引性脱毛症」です。
症状や原因、対策法について紹介していきましょう。

牽引性脱毛症とは

牽引性脱毛症とは、同じ髪型を習慣的に続けることによる脱毛症を言います。

女性の場合、仕事などで日常的にまとめ髪にしている方も多いでしょう。
しかし、こうした髪型は、髪に強い負荷をかけているのです。

特に、ポニーテールは、髪を引っ張ることで頭皮や毛根に大きな負担がかかるため、長く続けると抜け毛を起こすことがあります。

中でも、生え際や分け目などの部分は、脱毛を起こしやすくなっています。
脱毛が起こるまでの期間は人によって異なりますが、早ければ5~6年、遅い場合で10~20年で発症することもあります。

最悪の場合、脱毛した箇所からは髪が生えなくなることがあるため注意しましょう。

牽引性脱毛症の対策

牽引性脱毛症を起こしている場合は、そのままだとどんどん症状が悪化していきます。
そのため、直ちに毛髪に負担のかからない髪型にしなくてはなりません。

髪を束ねる必要がある場合はシュシュを利用したり、ゆるふわな結び目にするなどして、髪への負担を減らしましょう。

また、毎回同じ分け目にするのではなく、日によって分け目部分を変えるのも有効な対策です。
牽引性脱毛症は、症状が軽い場合は髪型を変えるだけで、自然に治まることが多くなっています。

一方、牽引性脱毛症がなかなか治らない場合は、育毛剤を利用したり病院で診てもらうなどの対策が必要になります。
病院へ行く場合は皮膚科を受診し、医師による診断を受けてください。

女性の薄毛⑤:ストレスによるもの

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女性の薄毛の原因、最後にご紹介するのは「ストレス」です。
ストレスがどう薄毛に影響するのか紹介していきましょう。

ストレスと薄毛の関係

ストレスが薄毛に影響するのは、男性も女性も変わりません。
ストレスが薄毛を招く理由には、次のものがあります。

・頭皮の血行不良
・自己免疫疾患
・抜毛症

「頭皮の血行不良」は、ストレスが頭皮の毛細血管を収縮させることで起こります。
また、薄毛の症状のひとつである円形脱毛症は、「自己免疫疾患」によるものと言われていますが、ストレスは免疫機能を狂わせる原因にもなります。

「抜毛症」とは無意識に自分の髪を抜いてしまう症状です。
抜毛症の原因にもストレスが関係していると言われています。

ストレスによる薄毛の防止策

ストレスによる薄毛を防ぐためには、原因であるストレスを取り除くことが必要です。
ストレスは知らぬ間に溜まっていくことが多いので、日ごろから意識してストレスを解消しておくことが大切です。

ストレス解消の方法は、個人によって異なりますが、女性の場合は友達とのおしゃべりや食事といったことが有効でしょう。

他にも、次のものがあげられるでしょう。

・趣味に時間を割く
・有酸素運動をする
・しっかり寝る

一方、気をつけたいのがお菓子などの間食や、飲酒によるストレス解消です。
糖分やカロリー、アルコールなどの摂りすぎは、かえって薄毛を悪化させかねません。
避けた方が良いでしょう。

まとめ

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女性の薄毛の原因や対策について紹介しました。

女性の薄毛には、ホルモンバランスが原因として関わっていることが多いです。
女性ホルモンの分泌は加齢によっても減少しますが、過度のダイエットや睡眠不足、ストレスなども、ホルモンバランスを乱す原因となります。

薄毛対策としてももちろんですが、健康な生活を送る上でも日ごろから十分な栄養や睡眠を取り、ストレスを溜めないよう心がけることが大事ですよ。
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この記事のキュレーター

Ryujijo Ryujijo