2017年6月28日 更新

自毛植毛後のメンテナンスにかかる手間と費用を知っておこう!

薄毛やハゲで悩む人にとって究極の治療法として日本でもかなり普及している【自毛植毛】施術。定着率が高く、一度施術した後はメンテナンスいらずとも聞きますが、実際のところはどうなのか調べてみました。

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目次

■自毛植毛はAGA先進国で確立されたもの

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男性ホルモンの分泌が薄毛やハゲの主たる原因となることが知られている男性型脱毛症「AGA」の治療法は、アメリカやヨーロッパなどのAGA先進国の長年の研究により確立されたものです。世界的に発毛効果が認められているプロペシアミノキシジルなどの治療薬もアメリカの製薬会社が開発したものであり、家庭用低周波レーザー医療機器などの販売も盛んに行われています。最近では、日本国内でもAGA専門クリニックを多くみるようになりましたが、AGA先進国に比べるとまだまだ遅れているといえるでしょう。
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アメリカは、自毛植毛大国としても知られており、日本よりも高い確率で治療法に自毛植毛を選択する傾向があり、西海岸エリアには専門クリニックが多くあります。自毛植毛の施術法には、さまざまなものがあり、現在でもさらに進化していますが、一般的に多く用いられている方法としてFUE法FUT法があります。アメリカでは、定着率が高く、一度に多くの移植が可能となるFUT法が主流となっているようです。

■自毛植毛の流れ

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FUT法は、メスを使って健康な毛根細胞を頭皮ごと切り取って脱毛部分に移植するものです。メスで切った後を縫合するため直線状の傷跡が残ることがありますが、定着率が高いことから、ある程度、広い脱毛部分への移植であっても可能です。一方、FUE法は、パンチを使って、健康な髪の毛が生えている部分から毛包をくり抜いて移植するものです。1mm程度の穴を開けることによって、残る傷跡も米粒程度で目立たないことから、M字ハゲの初期段階など、ピンポイントで植毛するのに向いています。

自毛植毛は、部分麻酔をして行われるため、施術中の痛みは全くありません。施術後は、出血や麻酔が切れた後の痛みや痒みなどがありますが、すぐに落ち着きます。定着するまでの期間が大切になるため、その時期は、移植部分を触ったり、ヘルメットなどで刺激を与えたりすることはできません。かさぶたを形成しては剥がれるということを繰り返しながら、皮膚も落ち着いていきます。

■自毛植毛後のメンテナンス

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自毛植毛は、くり抜いたり、切り取ったりした部分を移植してしまえば終わりということではなく、移植した部分で正常なヘアサイクルに働きかけて、自毛と同様に発毛や脱毛を繰り返すようになる定着が最も大切です。しかし、術後のケアに気を付ける程度で、特に、病院で追加的なケアやメンテナンスを受ける必要はありません。自毛植毛の施術を受ける人の多くは、一度施術すれば、その後のメンテナンスがいらないことをメリットとして選んでいるようです。

一気に毛量を増やすことができ、一瞬にして見た目を変えることができる増毛カツラは、人工毛によって増やす手法であるため、自毛に結び付けたり、自毛を剃ってシートを貼ったりしても、自毛が伸びることによって、月1回~2回程度の定期的なメンテナンスが必要となります。また、カツラは1年ほどの耐久性しかないため、新たにつくって装着する必要があります。一度増毛カツラを始めると、永久的にメンテナンスが必要となるため、トータルで驚くほどの費用がかかることになります。自毛植毛は、保険適用外として高額な費用がかかりますが、定期的なメンテナンスや商品の購入などがない分、リーズナブルと言えるのではないでしょうか。

■人工毛植毛と自毛植毛の違い

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植毛には、自毛だけでなく人工毛を使った施術もあります。カツラ増毛などで使用されるのと同様の人工毛を植毛するものですが、1年程度で全て抜け落ちる可能性もあり、定期的なメンテナンスが必要となります。また、自毛とは違って、異物を体に埋め込むことになるため、拒絶反応が起こって、皮膚が化膿することもあります。目先の費用で考えると人工毛植毛の方が安く思えますが、安全性や持続性、メンテナンスなどのことを考えると、いかに自毛植毛の方が優れているかがわかります。

一度施術すればメンテナンスいらずの自毛植毛ですが、1回の施術で植毛できる本数には限りがあります。頭頂部やつむじなど、脱毛が広範囲に及んでいる場合は、複数回に分けて植毛する必要があるため、それなりに費用がかかることになります。薄毛やハゲの進行状況や脱毛している面積などを考慮して、医師と相談しながらプランを立てることをおすすめします。

AGA治療は、全て保険適用外となるため、自毛植毛施術も高額な費用が必要となります。しかし、一度施術して定着し、自毛と変わらないヘアサイクルが軌道に乗れば、その後のメンテナンスや手間は一切必要ありません。定期的なメンテナンスと商品の購入が必要となる増毛カツラと比べると、費用的にも自毛が発毛するという点でも、優れていると言えるでしょう。
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この記事のキュレーター

なかむらゆうき なかむらゆうき